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震災が影響……仙台、マルキーニョスとの契約解除を発表

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 ベガルタ仙台は9日、今季鹿島から加入したFWマルキーニョスと契約を解除したと発表した。マルキーニョスは震災により一時帰国していたが、4日からスタートした千葉・市原キャンプには参加していた。

 しかし、クラブによると、実際に東日本大震災の被害を目の当たりにして精神的にショックを受けたこともあり、本人からそのような状態でプレーを続けることが難しいとの申し出があったという。強い意向を受けてクラブ側も契約解除することを決めた。今後については未発表だが、一部ではブラジルの強豪アトレチコ・ミネイロ入りすると報じられている。

 マルキーニョスは4日の千葉・市原キャンプ初日に「みんなが元気でやっている姿を見て、安心するし、力になる。この状況を続けていきたい。今まで以上に、他のクラブよりも、仙台で全力を尽くして、いろんな場面で支え合って、いっぱいゴールを決めていい1年にしたい。それがチームの目標につながることにもなると思う」などと被災地のためにも戦うことを明かしていたが……。残念な結果となってしまった。

以下、プロフィール

●FWマルキーニョス
(MARQUINHOS)
■本名
マルコス ゴメス デ アラウージョ
(Marcos Gomes De Araujo)
■生年月日
1976年3月23日(34歳)
■身長体重
174cm/76kg
■出身地
ブラジル
■経歴
オベラリオFC(ブラジル)-コリチーバFC(ブラジル)-東京ヴェルディ1969-横浜F・マリノス-ジェフユナイテッド市原-清水エスパルス-鹿島アントラーズ-ベガルタ仙台

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