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関口が自宅謹慎、「チームの和を乱した」

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 ベガルタ仙台の日本代表MF関口訓充が、無期限の自宅謹慎処分を受けていたことが判明した。30日の日刊スポーツなどによると、22日のホーム甲府戦でスタメンから外れ、手倉森誠監督らに異議を唱えたことが主な原因という。

 甲府戦はホームで4-0の快勝をつかんだ仙台。関口は今季初めてスタメンから外れ、後半18分から途中出場し、貢献した。しかし、試合後は仲間たちが使った歓喜の輪には入らず。日刊スポーツによると、サポーターにあいさつする際も1人でその場を去ろうとし、ふてくされた態度が見られたようだ。

 その後、26日のアウェー清水戦にメンバーから外れた。その際、仙台での居残り組練習に遅刻したため、処分が下された。来月2日の名古屋戦も欠場する予定。手倉森監督は「今のうちに教育しておかないと。チームの和を乱した。被災地の希望の光になるという思いは試合に出られない人だって思ってる」と明かしている。

 関口も深く反省している様子で、数人の選手には既に謝罪したと報じられている。だが、すぐには試合復帰はさせない方針。手倉森監督は、関口がこれを機にチームの主力としての振る舞いを身につけるため、直接の謝罪は時期尚早として受け付けない方針だという。チームは、関口がもう一回り、成長して帰ってくることを信じている。

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