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ホームで痛恨ドローの千葉、オーロイが右ひざを痛めて負傷交代

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[7.31 J2第23節 千葉1-1横浜FC フクアリ]

 勝てば首位奪回の可能性もあった2位ジェフユナイテッド千葉はホームで痛恨の1-1ドローに終わり、3位に後退した。前節・札幌戦は2-0で勝ったが、連勝はならず。最近4試合で1勝2分1敗と、思うように勝ち点を伸ばせずにいる。

 前半20分、MF林丈統がPA内でDF中野洋司に倒され、PKを獲得。これをFW深井正樹が落ち着いて決め、千葉が先制した。深井は4試合ぶり今季10点目。得点ランキングでも2位のFWリカルド・ロボ(栃木)らに3点差を付け、単独トップを独走している。

 ところが、前半42分、横浜FCのMF高地系治に鮮やかなミドルシュートを決められ、1-1の同点に追い付かれた。その後は再び突き放そうと、猛攻を仕掛けるが、2点目が遠い。後半41分、MF佐藤勇人の右クロスに合わせたMF米倉恒貴のヘディングシュートがポストを叩くなど、シュート数では18対11と怒涛の攻撃を見せたが、あと一歩及ばなかった。

 1-1という結果以上に千葉にとって痛かったのはFWオーロイの負傷退場だ。前半43分、米倉のミドルシュートをGKが弾いたこぼれ球に詰めようとゴール前に走り込んだオーロイが倒れ込む。右ひざを押さえ、苦悶の表情で絶叫する姿は事態の深刻さを物語っていた。204cmのターゲットマンが長期離脱となれば、大きな痛手。悲願のJ1復帰へ、千葉が正念場に立たされた。

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