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[PSM]前田&金園の日本代表2トップも不発…磐田は清水に零封負け

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[2.19 プレシーズンマッチ 清水1-0磐田 鴨池]

 プレシーズンマッチが19日に各地で行われた。鹿児島県立鴨池陸上競技場ではジュビロ磐田と清水が対戦。磐田はFW前田遼一とFW金園英学の日本代表コンビが途中から2トップを組んだものの、0-1の零封負け。最近の練習試合を含むと3連敗となってしまった。

 今季から森下仁志監督が新たに就任。選手の多くも入れ替わり、新シーズンを迎えた。この日の試合は4-2-3-1システムを採用。DFラインではDF加賀健一とDF那須大亮の移籍に伴い、新戦力のDF宮崎智彦とDFチョ・ビョングクが先発した。また前線では、前田が1トップを務め、MF山田大記がトップ下に入った。

 しかし前半はわずか2本のシュートを放つにとどまり、なかなかチャンスをつくれない。キャプテンマークを巻いた大卒2年目の山田がパスをつなぎ、起点になるもシュートまで持ち込めなかった。前半38分には、早くもMF松浦拓弥に代えて、金園が途中出場を果たした。これに伴い、4-4-2システムへ変更。前田と金園が2トップを組んだ。

 前半40分には、前田がようやくチャンスを迎える。MF菅沼実のパスに抜け出し、PA内右からシュートを放つも、GKに弾かれた。1点が奪えないままに前半を0-0で折り返した。

 迎えた後半、まさかの形で試合は動く。後半18分、右サイドを押し込まれると、最後はDF河井陽介にフリーでクロスを許してしまう。これがゴール正面に走り込んでいた宮崎の足に当たり、ゴールネットへ吸い込まれた。無情にもオウンゴールという形で先制されてしまった。

 終盤には磐田の日本代表選手たちが意地をみせる。後半34分には日本代表DF駒野友一の右クロスに前田が合わせ、ヘディングシュート。これはDFにクリアされた。同35分には駒野の右クロスに金園が頭で合わせる。高い打点から叩き込んだシュートだったが、ポスト右へ外れていった。そのまま0-1で試合は終了。磐田が2012シーズン最初の静岡ダービーで黒星を喫した。

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