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水戸が鈴木2発&橋本のJ初弾で岡山に3発完勝、03年以来の開幕3連勝!!

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[3.17 J2第3節 岡山0-3水戸 カンスタ]

 水戸ホーリーホックは敵地でファジアーノ岡山と対戦し、3-0の快勝を果たした。FW鈴木隆行が今季初ゴールを含む2点を決めると、今季名古屋から加入したMF橋本晃司が自身J初ゴールを決めた。開幕戦の横浜FC戦(2-1)、富山戦(1-0)に続いての3連勝。水戸にとっては、2003年シーズン以来の開幕3連勝となった。

 試合後、3連勝の立役者となる活躍をみせた鈴木は「きょうはボールを取ってからいい形でせめることができていた」と試合を振り返った。しかし、クラブ史上初の開幕3連勝にも笑顔はみせず。「まだ3連勝なので。これから気を引き締めてゲームに臨みたい。まだまだ先は長いので」とベテランFWは勝って兜の緒を締めた。

 立ち上がりから、いきなり試合は動いた。前半2分、右サイドからのロングボールをファーサイドで受けた橋本がシュート。これはGK中林洋次の左手一本に弾かれる。しかし、こぼれに詰めていた鈴木がゴール前から右足シュートを突き刺した。水戸がファーストシュートを得点につなぎ、先制に成功した。

 さらに絶好調の鈴木の勢いは止まらず。前半33分にはDF市川大祐のサイドチェンジを左サイドのMF小澤司が中央へ折り返した。走り込んだ鈴木がボレーシュートを叩き込み、2-0と差を広げた。その後も岡山を寄せ付けずに2-0で前半を折り返した。

 開幕から2戦連続ドローと、なんとか勝利の欲しい岡山は後半に入り、徐々にペースを握る。MF関戸健二やFWチアゴ、FW金民均が前線で積極的にシュートを狙うが、あと一歩のところで精度を欠き、ゴールは生まれない。

 すると後半10分、水戸が後半最初のチャンスをものにし、ダメ押し弾を奪った。鈴木が中央のMF村田翔へボールを預けると、村田が右サイドへ展開。市川のグラウンダーの右クロスに走り込んだ橋本が左足アウトサイドでシュート。これが決まり、橋本のJ初ゴールで3-0と試合を決定づけた。そのまま試合は終了。水戸が開幕3連勝を飾ってみせた。

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