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いよいよ多摩川クラシコ。キックオフ直前、F東京・ポポヴィッチ監督インタビュー「私が出ようかと思った」

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 8日、J1は川崎フロンターレとFC東京の一戦を等々力陸上競技場で開催する。試合前に、インタビューに応じたランコ・ポポヴィッチ監督は「今日の雰囲気、環境にふさわしい素晴らしいゲームが見せられると思います」と語った。

以下、質疑応答

―クラシコの特別な雰囲気は感じるか?
 私にとってはすべての試合が特別です。そういう意味では、特別な感じというのは、いつも感じています。今日はクラシコですが、その呼び名にふさわしい試合を見せたいと思います。会場の雰囲気、環境は素晴らしい。この雰囲気、環境にふさわしいゲームを両チームは見せてくれると思います。

―川崎Fはメンバー、布陣を変えてきたが?
 私はFC東京の監督なので、川崎フロンターレのことは、わかりません。自分たちのサッカーをやることです。システムが変わっても、あまり大差はないでしょう。サッカーをやるのは選手であって、システムではありませんからね。

―DFチャン・ヒョンス選手が初スタメンです。
 ケガをしたDF加賀健一の代わりに、私が出ようかと思ったのですが(笑)。チャンの方が良い選手なので、彼を起用しました。彼はとてもポテンシャルが高く、いつも通りのプレーをしてくれることを期待します。力がありますし、チームに貢献してほしいですね。初先発というのに、これ以上の舞台もないでしょう。もし、大学でプレーしていたら、こういう舞台でプレーすることはなかったはずです。この初出場の舞台を機に、殻を破ってほしいと思います。こういう環境でプレーができるわけですから、チャンスを生かして、そして楽しんでほしいと思います。

(取材・文 河合 拓)

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