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川崎Fが相馬監督と契約解除

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 川崎フロンターレは11日、相馬直樹監督との契約を解除すると発表した。今後は望月達也コーチが暫定的に指揮を執る。後任については、正式に決定し次第発表するとしている。

 相馬監督は当時JFLの町田の監督を経て、昨年シーズンより川崎Fの監督に就任。リーグ戦は13勝5分け16敗の11位という成績だったが、シーズン中にはクラブワーストの8連敗を喫するなど、安定した成績を残せていなかった。今季も、8日に行われたF東京との“多摩川クラシコ”で敗戦を喫するなど、ここまで2勝1分け2敗の11位という成績だった。

以下、クラブ発表のコメント

●武田信平代表取締役社長
「日頃より川崎フロンターレに対しまして、熱いご声援と多くのご支援を頂きまして誠に有り難うございます。心よりお礼を申し上げます。今シーズン、チームはタイトル獲得という目標に向けて始動しましたが、現在、リーグ戦・ヤマザキナビスコカップで7戦して2勝2分3敗、得点が5、失点が6という当初の期待を大きく下回る結果となっております。

 またフロンターレらしいエキサイティングなサッカーが影を潜め、チームが活気を失っていると感じています。このような状況をふまえ、早い段階で修正するべきであると考え、苦渋の決断ではありましたが、今回の決断を致しました。当初の目標を達成するために、改めて、選手とスタッフ陣を含めたチームの一人ひとりが、一体感を持ち、気持ち新たにクラブの総力を挙げてベストを尽くしていきたいと考えています。どうか今後も熱いご声援と多くのご支援を頂きますよう宜しくお願い申し上げます」

●相馬直樹監督
「志半ばで、チームを離れることになり、非常に残念です。選手、スタッフはじめ、いろいろな方に支えられて戦ってくることが出来ました。本当に感謝の気持ちで一杯です。この2年目のシーズンはチームの中身としては一歩づつ前に進んでいる感覚を持っており、ここからだと思っていました。

 心残りではありますが、それを残った選手、スタッフに結果につなげていってもらいたいと思います。去年、今年と短い間でしたが、苦しいときも常に支えてくれたサポーターのみなさん、応援してくださったみなさんに感謝をしています。これからもフロンターレを支えていってください。ありがとうございました」

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