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甲府が永里&ダヴィ弾で3戦ぶり白星、徳島は8戦未勝利

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[4.27 J2第10節 徳島0-2甲府 鳴門大塚]

 4位ヴァンフォーレ甲府は敵地で17位徳島ヴォルティスと対戦し、2-0で勝利した。FW永里源気の移籍後初ゴールで先制すると、J2得点ランキングで首位に立つFWダヴィの今季9点目でダメを押した。ここ2戦連続ドローだったため、3戦ぶりの白星を手に入れた。一方の徳島は連敗を喫すると、8戦勝ちなし(2分6敗)となってしまった。

 セットプレーをものにし、甲府が先制点を奪った。前半33分、MF井澤惇の右CKからゴール前混戦でフリーになった永里が押し込む。これが決まり、甲府が先制に成功。永里の移籍後初ゴールで1-0とリードした。

 さらに甲府の勢いは止まらない。前半終了間際のロスタイム1分、永里がDF三木隆司と競り合いながら、ゴールライン際から中央へ攻め込むと粘りながら右足でパス。これを受けたダヴィが左足シュートを決め、2-0と差を広げた。J2得点ランクで首位に立つダヴィは今季9点目となった。前半を折り返した。

 後半に入っても、甲府の勢いは止まらない。徳島は守備に時間を割いた。後半9分には、なんとかチャンスを演出。三木からのロングパスにMF鈴木達也が抜け出たが、シュートまでは持ち込めなかった。同19分にはDF西嶋弘之のパスにFWキム・ジョンミンが反応。しかし、シュートはサイドネットへ外れた。結局2-0で試合は終了し、甲府が3戦ぶりの勝利。徳島はまたも勝てなかった。

 試合後、追加点を決めたダヴィは「素晴らしい勝ち点3。難しい試合になるというのは覚悟していた。2試合連続引き分けだったが、きょう勝つことができてチームにおめでとうと言いたい」とコメント。得点シーンについては「永里からいいボールがきた。彼が頑張ってくれたので冷静に決めるだけだった」と微笑んだ。

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