今季最多の4得点を挙げた町田が横浜FCを下す
[4.30 J2第11節 横浜FC2-4町田 ニッパ球]
30日、J2は第11節を行い、2連勝中の横浜FCはホームに6試合勝利のない町田を迎えている。横浜FCは前節の岐阜戦(2-0)からMF武岡優斗を外し、MF小野瀬康介が5試合ぶりにスタメン出場。対する町田は3選手を入れ替えた。MF鈴木崇文、MFコリン・マーシャルがスタメンに復帰し、FW鈴木孝司が今季初スタメン出場を果たした。前半33分にMF鈴木崇文の得点で先制した町田は、同44分にもFW平本一樹が追加点を挙げて、リードを広げる。後半に入り町田は速攻から鈴木崇がこの試合2点目を決める。後半22分には横浜FCもFW大久保哲哉が1点を返すが、その5分後には鈴木崇がハットトリックとなる3点目を挙げる。同37分にも横浜FCは大久保が2点目を挙げたが、反撃もここまで。平本→鈴木崇のホットラインで今季最多となる4得点を叩き出した町田が、7試合ぶりの勝利をつかんだ。
横浜FCの布陣は4-4-2。最終ラインは右からペ・スンジン、森本良、中野洋司、阿部巧。中盤の底に中里崇宏、佐藤謙介、2列目は右に小野瀬康介、左に高地系治。2トップが田原豊と大久保哲哉。対する町田は4-4-2。最終ラインは右から三鬼海、田代真一、津田和樹、藤田泰成。中盤の底にコリン・マーシャルと下田光平。中盤の右に庄司悦大、左に鈴木崇文が入り、2トップは平本一樹と鈴木孝司が務めた。
立ち上がり、前線からの守備で横浜FCにボールをつながせない町田が、主導権を握る。それでも、前半10分過ぎからは横浜FCも、後方から前線にロングボールを入れることでプレスを回避する。同13分にはDFペ・スンジンのロングボールが最終ラインの裏に抜けたが大久保は追いつかず、GK{修行智仁にキャッチされた。
同17分にも大久保から左を攻め上がたDF阿部巧に展開。折り返しを中央に入った小野瀬が拾い、FW田原豊がシュート。しかし、ボールはミートせず、GKにキャッチされる。徐々にリズムをつかんだ横浜FCは、同20分にもDF中野洋司がミドルシュートを放ち、町田ゴールに迫った。
なかなか前線にボールを運べない町田も、同25分に中央に絞ってボールを受けたMF庄司悦大がオーバーラップした右SB三鬼海にパス。三鬼のクロスを鈴木孝がヘッドで合わせたが、ボールは枠の上を越えて行った。先制点が生まれたのは、同33分。左サイドで最終ラインの裏を取った平本が縦に突破していく。左サイドを深くえぐり折り返したボールを鈴木崇が流し込み、1-0とアウェーの町田がリードする。さらに同44分にも相手のバックパスが短くなったところを鈴木崇が奪い、平本にパス。PA内でDFをかわした平本がシュートを決めて、町田がリードを広げて前半を折り返す。
両チームは一人ずつ選手を交代して後半に臨んだ。横浜FCはDF森本良を下げて、DF杉山新を起用。町田も鈴木孝を下げてFW勝又慶典をピッチに送り出した。後半開始と同時に攻め込む横浜FCは、後半5分に右サイドの小野瀬のクロスに大久保が合わせたが、ボールはGKにセービングされる。
町田は高い位置からのプレスを維持し、同9分には平本がMF中里崇宏からボールを奪うと、速攻に転じる。攻め上がったコリン・マーシャルがPA内でシュートを放ったが右に外れて行く。それでも町田は同10分に、右サイド深くに侵入した平本からの折り返しを、鈴木崇が決めて、3-0と試合を決定づけた。
横浜FCは後半13分、MF佐藤謙介を下げて、FW三浦知良をピッチに送り込んだ。しかし、流れは変わらずに同14分には右サイドをコリン・マーシャルが抜け出し、ゴール前にクロスを送る。しかし、DFにカットされて得点にはつながらない。同18分に町田は、三鬼を下げて、MF柳崎祥兵をピッチに送り出した。
同22分には横浜FCも1点を返す。中野のフィードを大久保が届かず、その後ろで小野瀬が受ける。その折り返しに大久保が頭で合わせて1点を返した。勢いづく横浜FCは、直後にも左サイドの阿部のクロスに大久保が飛び込むが、この場面はDFにブロックされた。
それでも町田は27分、カウンターからまたも平本、鈴木崇のホットラインでゴールを挙げて、再びリードを3点に広げた。ここで町田は後半開始から出場していた勝又に代わり、加藤恒平をピッチに入れた。同30分には横浜FCも小野瀬を下げてMF武岡優斗を送り出した。
後半33分には再び町田が速攻からチャンスをつくる。左の鈴木崇の折り返しにPA内で加藤がヘッドし、ファーサイドにつなぐ。フリーの平本がボレーでゴールを狙ったが、シュートは上へ外れた。
同37分、横浜FCは左サイドから阿部のクロスがファーサイドに流れたところから、大久保がシュートを決めて、2-4とした。同40分にも右からのクロスにゴール前で田原が合わせたが、枠の左に外れて行った。その後も大久保、田原を中心にゴールに迫った横浜FCだが、追加点は挙げられず。横浜FCは連勝がストップ。過去10試合で7得点だった町田は攻撃陣が爆発し、勝利を収めている。
(取材・文 河合拓)
30日、J2は第11節を行い、2連勝中の横浜FCはホームに6試合勝利のない町田を迎えている。横浜FCは前節の岐阜戦(2-0)からMF武岡優斗を外し、MF小野瀬康介が5試合ぶりにスタメン出場。対する町田は3選手を入れ替えた。MF鈴木崇文、MFコリン・マーシャルがスタメンに復帰し、FW鈴木孝司が今季初スタメン出場を果たした。前半33分にMF鈴木崇文の得点で先制した町田は、同44分にもFW平本一樹が追加点を挙げて、リードを広げる。後半に入り町田は速攻から鈴木崇がこの試合2点目を決める。後半22分には横浜FCもFW大久保哲哉が1点を返すが、その5分後には鈴木崇がハットトリックとなる3点目を挙げる。同37分にも横浜FCは大久保が2点目を挙げたが、反撃もここまで。平本→鈴木崇のホットラインで今季最多となる4得点を叩き出した町田が、7試合ぶりの勝利をつかんだ。
横浜FCの布陣は4-4-2。最終ラインは右からペ・スンジン、森本良、中野洋司、阿部巧。中盤の底に中里崇宏、佐藤謙介、2列目は右に小野瀬康介、左に高地系治。2トップが田原豊と大久保哲哉。対する町田は4-4-2。最終ラインは右から三鬼海、田代真一、津田和樹、藤田泰成。中盤の底にコリン・マーシャルと下田光平。中盤の右に庄司悦大、左に鈴木崇文が入り、2トップは平本一樹と鈴木孝司が務めた。
立ち上がり、前線からの守備で横浜FCにボールをつながせない町田が、主導権を握る。それでも、前半10分過ぎからは横浜FCも、後方から前線にロングボールを入れることでプレスを回避する。同13分にはDFペ・スンジンのロングボールが最終ラインの裏に抜けたが大久保は追いつかず、GK{修行智仁にキャッチされた。
同17分にも大久保から左を攻め上がたDF阿部巧に展開。折り返しを中央に入った小野瀬が拾い、FW田原豊がシュート。しかし、ボールはミートせず、GKにキャッチされる。徐々にリズムをつかんだ横浜FCは、同20分にもDF中野洋司がミドルシュートを放ち、町田ゴールに迫った。
なかなか前線にボールを運べない町田も、同25分に中央に絞ってボールを受けたMF庄司悦大がオーバーラップした右SB三鬼海にパス。三鬼のクロスを鈴木孝がヘッドで合わせたが、ボールは枠の上を越えて行った。先制点が生まれたのは、同33分。左サイドで最終ラインの裏を取った平本が縦に突破していく。左サイドを深くえぐり折り返したボールを鈴木崇が流し込み、1-0とアウェーの町田がリードする。さらに同44分にも相手のバックパスが短くなったところを鈴木崇が奪い、平本にパス。PA内でDFをかわした平本がシュートを決めて、町田がリードを広げて前半を折り返す。
両チームは一人ずつ選手を交代して後半に臨んだ。横浜FCはDF森本良を下げて、DF杉山新を起用。町田も鈴木孝を下げてFW勝又慶典をピッチに送り出した。後半開始と同時に攻め込む横浜FCは、後半5分に右サイドの小野瀬のクロスに大久保が合わせたが、ボールはGKにセービングされる。
町田は高い位置からのプレスを維持し、同9分には平本がMF中里崇宏からボールを奪うと、速攻に転じる。攻め上がったコリン・マーシャルがPA内でシュートを放ったが右に外れて行く。それでも町田は同10分に、右サイド深くに侵入した平本からの折り返しを、鈴木崇が決めて、3-0と試合を決定づけた。
横浜FCは後半13分、MF佐藤謙介を下げて、FW三浦知良をピッチに送り込んだ。しかし、流れは変わらずに同14分には右サイドをコリン・マーシャルが抜け出し、ゴール前にクロスを送る。しかし、DFにカットされて得点にはつながらない。同18分に町田は、三鬼を下げて、MF柳崎祥兵をピッチに送り出した。
同22分には横浜FCも1点を返す。中野のフィードを大久保が届かず、その後ろで小野瀬が受ける。その折り返しに大久保が頭で合わせて1点を返した。勢いづく横浜FCは、直後にも左サイドの阿部のクロスに大久保が飛び込むが、この場面はDFにブロックされた。
それでも町田は27分、カウンターからまたも平本、鈴木崇のホットラインでゴールを挙げて、再びリードを3点に広げた。ここで町田は後半開始から出場していた勝又に代わり、加藤恒平をピッチに入れた。同30分には横浜FCも小野瀬を下げてMF武岡優斗を送り出した。
後半33分には再び町田が速攻からチャンスをつくる。左の鈴木崇の折り返しにPA内で加藤がヘッドし、ファーサイドにつなぐ。フリーの平本がボレーでゴールを狙ったが、シュートは上へ外れた。
同37分、横浜FCは左サイドから阿部のクロスがファーサイドに流れたところから、大久保がシュートを決めて、2-4とした。同40分にも右からのクロスにゴール前で田原が合わせたが、枠の左に外れて行った。その後も大久保、田原を中心にゴールに迫った横浜FCだが、追加点は挙げられず。横浜FCは連勝がストップ。過去10試合で7得点だった町田は攻撃陣が爆発し、勝利を収めている。
(取材・文 河合拓)
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