beacon

京都が3連勝で首位・山形と勝ち点2差の3位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.13 J2第14節 京都2-1徳島 西京極]

 京都サンガF.C.徳島ヴォルティスに2-1で競り勝ち、今季2度目の3連勝で首位・山形と勝ち点2差の3位に順位を上げた。今季わずか3勝の徳島は3試合ぶりの黒星を喫し、19位にまで後退した。

 前半のシュート数は京都の3本に対し、徳島は0本。2試合ぶりに先発したFW久保裕也がチャンスにシュート精度を欠くなどスコアレスのまま折り返し、静かな45分間となった。

 試合が動いたのは後半11分。京都はFW宮吉拓実が中央をドリブルで駆け上がり、左サイドに開いたMF中山博貴に預ける。中山は右足アウトサイドでゴール前に折り返すと、走り込んだMF中村充孝が右足で押し込んだ。同26分にはMFチョン・ウヨンの右CKに飛び込んだDF秋本倫孝が豪快なヘディングシュート。秋本の今季初ゴールで2-0と突き放した。

 シュートを1本も打てないまま2点ビハインドを負った徳島だが、後半23分から途中出場していたMF太田圭輔、さらには同31分に投入されたFWキム・ジョンミンが徐々に流れを引き寄せていく。

 すると後半32分、右サイドをドリブルで突破した太田のクロスボールをFWドウグラスが打点の高いヘディングで叩き込み、1点を返した。この試合のファーストシュートが追撃弾。今季、千葉から加入後初出場となった太田はその後も積極的なプレーでチャンスメイクし、徳島はラスト13分で計5本のシュートを浴びせるなど猛攻を見せたが、あと1点が届かなかった。

TOP