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田中3戦連続弾、2戦10発の千葉が5連勝で3位浮上

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[5.20 J2第15節 千葉4-0熊本 フクアリ]

 前節で6発の大勝を収め、4位へ浮上したジェフユナイテッド千葉はホームでロアッソ熊本と対戦し、4-0で快勝した。攻撃陣が2戦10得点と好調を維持。5連勝を果たすと3位へ順位をひとつ上げた。

 まずは前半10分、DF武田英二郎の左クロスからニアサイドへ走り込んだFW藤田祥史がダイレクトでシュートを決めて、千葉が先制に成功。さらに19分には追加点。中央から鮮やかなパスワークで崩しにかかった。MF伊藤大介が藤田にパス。藤田から横パスを受けたFW深井正樹が縦へスルーパスをつなぐ。詰めていた伊藤が右足ワンタッチでシュートを流し込んだ。2-0と差を広げた。

 千葉の勢いは止まらない。2点差に突き放してから、わずか2分後の前半21分に3点目。MF兵働昭弘の縦パスに抜け出して、右サイドを攻め上がったU-23日本代表DF大岩一貴が中央へ折り返す。走り込んだMF田中佑昌が右足ダイレクトでシュートを叩き込んだ。前節の町田戦(6-1)ではハットトリックを達成した田中の3戦連続ゴールで3-0と試合を決定づけた。そのまま前半を折り返す。

 すると後半開始3分にはダメを押す4点目を奪ってみせた。左サイドから深井がドリブルで仕掛け、PA左からシュート性のクロスを入れる。ゴール前フリーの田中が右足で流し込み、4-0。田中のこの日2点目となるゴールが決まった。そのまま逃げ切った千葉が5連勝を飾った。

 試合後、2得点の活躍をみせた田中は「最後のところでゴール前に飛び込めているところが一番いいかなと思う」と自ら好調の要因を分析。3戦連続ゴールにも浮かれた様子は見せず「次の試合も頑張りたいと思う」と淡々と話した。

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