beacon

今季公式戦未勝利の新潟と大分は、1-1で痛み分け

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.20 ナビスコ杯第1節 新潟1-1大分 東北電ス]

 ナビスコ杯は20日に開幕を迎え、B組ではアルビレックス新潟大分トリニータが対戦した。3節を終えたJリーグでは、新潟が1分2敗、大分が2分1敗と、ともに未勝利。公式戦初勝利を目指す両チームだったが、試合は1‐1の引き分けに終わっている。

 立ち上がりから球際で激しさを見せる両チーム。前半14分には、FWブルーノ・ロペスが速攻からシュートと、新潟が良い形をつくった。前半30分には、新潟のMF成岡翔が負傷でピッチに離れている間に、大分が先制点を挙げる。後方からMF宮沢正史が蹴ったロングボールをMF木島悠がPA内で受け、ダイレクトシュート。これがGK竹重安希彦の股間を抜き、ゴールに決まった。

 先制を許した新潟は、直後にブルーノ・ロペスが再びゴールを狙うが、シュートはGK清水圭介に正面でキャッチされる。35分には、ピッチに戻っていた成岡が、やはりプレー続行は不可能と判断されて、MF三門雄大と交代した。この交代直後の37分、CKを得た新潟は、DF濱田水輝がニアサイドに飛び込み、ヘディングシュートを決めて1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半5分に大分は、右サイドでFW西弘則がDFをかわしてFW小松塁にパス。決定的な場面をつくったが、小松の右足シュートはミートしなかった。対する新潟も、後半6分にパスをつなぎ、最後はFW岡本英也がシュートを放ったが、GK清水が正面で抑えた。7分には再びPA内で小松が西からのパスを受けてチャンスを得たが、シュートはGK竹重に防がれた。

 後半20分には大分ベンチが動き、MF松本昌也を下げて、FW森島康仁を起用する。ボールを保持する新潟は、後半23分にブルーノ・ロペスのシュートがDFに当たり、左へ逸れて行った。その直後には新潟もブルーノ・ロペスを下げて、FW川又堅碁をピッチに送り出した。

 押し気味に試合を進める新潟だが、ゴール前でのプレーに精度を欠き、追加点を挙げられない。同36分には左サイドからのクロスを、川又が左足のボレーで合わせたが、シュートは左に逸れる。39分にも川又は、DF金珍洙のクロスをヘッドで捉えたが、これもゴール左に外れた。最後まで大分を押し込んだ新潟だったが、追加点を挙げることはできずに試合は1-1で引き分けに終わっている。

▼関連リンク
ナビスコ杯2013特設ページ

TOP