[4.24 ルヴァン杯GL第4節 G大阪4-1磐田 パナスタ]

　今季、ガンバ大阪U-23の一員として出場しているJ3リーグで6試合に出場し、6ゴールを記録。現在、J3得点ランキング1位のガンバ大阪FW食野亮太郎(20)がトップチームでも結果を残した。

　24日、ルヴァン杯グループリーグ第4節、ジュビロ磐田をホームに迎えたG大阪は、2-0で後半を迎えたが、後半16分に1点を返されると、磐田の勢いに押されてなかなかチャンスを作れないでいた。だが、後半34分に今季トップチーム初先発の20歳FWが鮮やかにゴールネットを揺らす。

　自陣カウンターから途中出場のFW中村敬斗が右サイドを駆け上がり、中央に絶妙なスルーパスを送る。これで抜け出した食野がGKの位置を確認して冷静にチップキック。ループシュートをゴールに沈めた。「敬斗からいいパスをもらえたので、頭を冷静にしてチップキックで押し込みました」。

　これが流れを引き戻したG大阪は、後半アディショナルタイム2分に中村が追加点を挙げ、4-1で快勝。試合後のヒーローインタビューで食野は、得点を喜びつつも「得点以外のところは、全然ボールがおさまらなかったり、チームに迷惑をかけるプレーが多かった。そこは反省して、まだまだ成長したい」と、貪欲な姿勢をみせた。

　このまま活躍し続ければ、21歳以下(19年12月31日に満21歳以下)の選手を対象としたニューヒーロー賞に選出される可能性もあるが、「そんな気が早い話は気にせずに、チャンスをもらった1試合にしっかり取り組みたい。ガンバ大阪を勝たせられる選手になりたいので、これからも応援をお願いします」としっかりと前を見据え、サポーターに後押しをお願いした。

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