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ミスで自滅の神戸、公式戦6連敗…大分が後藤&ティティパン弾で逆転勝利

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[5.8 ルヴァン杯グループC第5節 大分2-1神戸 昭和電ス]

 ルヴァン杯は8日、グループリーグ第5節を開催し、昭和電工ドーム大分ではC組4位の大分トリニータ(1勝1分2敗)と2位タイのヴィッセル神戸(1勝2分1敗)が対戦。前半38分にMF山口蛍の得点で神戸が先制するが、後半に2点を奪った大分が2-1の逆転勝利を収めた。

 公式戦5連敗中と調子の上がらない神戸だが、前半8分にゴールを脅かす。DF大﨑玲央が右サイドから送ったクロスをFWウェリントンがヘッドで落とし、PA内で反応したFW小川慶治朗がダイレクトで合わせるが、至近距離から放ったシュートはGKポープ・ウィリアムに阻まれてしまった。

 一方、公式戦5戦無敗(2勝3分)、J1リーグで3位につける好調な大分は前半18分に好機を創出。ドリブルでボールを運んだFW伊藤涼太郎のスルーパスからPA内に侵入したFW後藤優介が滑り込みながら右足で合わせたものの、シュートはゴール右に外れてネットを揺らすには至らなかった。

 すると前半38分に神戸が先制に成功。DF渡部博文が最終ラインから送ったパスをウェリントンが落とすと、勢いよく駆け上がった山口が右足の狙いすましたシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。このゴールは山口にとって移籍後初ゴールとなった。

 1-0と神戸がリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負う大分は同20分にMF小手川宏基に代えてDF高畑奎汰、同21分にFW三平和司に代えてMFティティパンを投入して状況を打開しようと試みる。

 すると後半24分、ウェリントンのパスミスを拾った伊藤の縦パスをPA内で受けた後藤が鋭いターンで前を向くと、鮮やかな右足シュートをネットに突き刺し、大分が試合を振り出しに戻した。さらに同31分にはGK前川黛也の横パスをカットしたティティパンが無人のゴールに流し込み、大分が一気に逆転に成功した。

 同点に追い付こうと反撃に出る神戸だが、大分が粘り強い対応で逃げ切って2-1の逆転勝利。神戸は公式戦6連敗と長いトンネルから抜け出せずにいる。

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