beacon

札幌が京都を破りルヴァン杯2勝目! シャビエル加入後初ゴール含む2発、19歳中島大嘉は超ジャンプヘッド2連弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

札幌が今大会2勝目

[4.20 ルヴァン杯GS第3節延期分 札幌4-1京都 札幌ド]

 ルヴァンカップのグループC第3節延期分が20日に行われた。北海道コンサドーレ札幌京都サンガF.C.の対戦は、札幌が4-1で勝利。札幌が価値ある2勝目を挙げた。

 コロナ禍の影響で延期となっていた第3節の1試合が開催された。京都は開幕節を引き分けたが、その後2連勝でグループ首位に立つ。一方、札幌は1勝1敗1分で3位に位置している。今月13日の前節では京都が札幌に3-2で勝利。舞台を札幌ドームに変えて、再び同カードが相まみえる。前半は両者スコアレスで折り返すと、後半から試合が大きく動いていく。

 札幌は後半6分に先制。敵陣PA内にボールを送るも、跳ね返される展開が続く。すると、PA手前でMFガブリエル・シャビエルが突破。FW中島大嘉とのワンツーからPA中央に入り、左足ボレーを突き刺した。今季加入のシャビエルは初ゴールを記録した。

 京都は直後にFWマルティノスを下げ、FW大前元紀を入れる。そして、その大前がやり返す。FWイスマイラのドリブルが止められて、ボールは右サイドへ。DF長井一真がダイレクトでPA左に送り、走り込んだ大前が左足ボレー。大前も移籍後初ゴールで1-1の同点とした。

 攻勢を強める京都は、後半15分に2枚替え。長井とMF中野桂太に代えて、DF飯田貴敬とMF福岡慎平を入れる。札幌も同21分にMF西大伍を下げ、MF青木亮太を投入した。

 拮抗状態の中、後半22分に再び均衡が破れる。札幌はMF菅大輝が左サイドからクロスを上げると、中島が頭二つ分飛び出るハイジャンプからヘディングシュート。今季初スタメンとなった19歳は今大会3点目をマーク。2-1と勝ち越しに成功した。

 さらに札幌が追加点。後半31分、MF駒井善成が右サイドの深い位置からマイナス方向にパス。MFルーカス・フェルナンデスがPA右からさらにPA手前に戻す。待ち構えたシャビエルが左足ダイレクト。低い弾道は相手選手に当たりながら、そのままゴールに突き刺さった。

 札幌は後半43分、右サイドのL・フェルナンデスのクロスを、中島が再びハイジャンプからヘディングシュート。この試合2点目となるダメ押しのゴールで、4-1と点差を広げた。

 シャビエルと中島が2ゴールずつを挙げ、札幌が4-1で快勝。前節のリベンジを果たした。

●ルヴァン杯2022特設ページ

TOP