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昨季と同カードのルヴァン杯準決勝第1戦はドロー、C大阪は上門ミドルで先制も…浦和が小泉弾でアウェーゴール奪取

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FW上門知樹が先制弾も…C大阪は追いつかれる

[9.21 ルヴァン杯準決勝第1戦 C大阪 1-1 浦和 ヨドコウ]

 ルヴァンカップは21日に準決勝第1戦を行った。セレッソ大阪浦和レッズの対戦は、1-1のドロー。第2戦は25日に埼玉スタジアム2002で行われる。

 2年連続ベスト4入りを決めたC大阪だが、コンディション不良や怪我人も出ており、不安要素がある中で第1戦に臨む。4-4-2の布陣で、GKは清水圭介、4バックは左からDF山中亮輔、DF鳥海晃司、DFマテイ・ヨニッチ、DF松田陸が並ぶ。ボランチ2人はMF鈴木徳真とMF奥埜博亮。左サイドはMF為田大貴、右サイドはMF毎熊晟矢が入る。2トップはFW加藤陸次樹とFW上門知樹を起用した。

 浦和も昨季4強入りを果たしたが、準決勝で敗れたのはC大阪だった。リベンジを目指し、4-2-3-1の布陣を敷く。GKは西川周作、4バックはDF明本考浩、DFアレクサンダー・ショルツ、DF岩波拓也、DF関根貴大を置く。ボランチ2枚はMF岩尾憲とMF伊藤敦樹。2列目は左からMF大久保智明、FW小泉佳穂、MFダヴィド・モーベルグを起用する。1トップはFW松尾佑介となった。

 C大阪は開始早々に先制点を奪う。前半2分、縦パスを受けた上門はすぐにゴール方向に向き直り、右足を振り抜く。鋭い弾道はGK西川も触れられず、ゴール右隅に突き刺さった。早々に失点を喫した浦和は5分に小泉がプレスからショートカウンター。しかし、GK清水の飛び出しに阻まれ、決定機を生かすことはできない。

 その後は浦和の時間帯が続くも、同点に追いつくことはできない。前半終盤には再びC大阪がボールを握るも、敵陣まで入り込めず。1-0を保ったまま後半に折り返した。

 後半開始から攻勢を強めた浦和が、試合を振り出しに戻す。後半8分、左サイドの展開からPA左へのスルーパスに明本が反応。深い位置からマイナス方向に折り返す。待ち構えた小泉がスルーすると、後方の伊藤がPA手前から左足シュート。GK清水にはじかれると、素早く詰めた小泉が左足で押し込み、1-1と同点に追いついた。

 流れを奪われたC大阪は後半15分、上門を下げてMF清武弘嗣を投入する。同21分には清武から決定機。右サイドからクロスを放つと、ボールはバウンドしながらファーサイドへ。待ち構えた加藤が右足ボレーで合わせるが、ゴール枠外に外れていった。

 C大阪は後半24分に加藤を下げ、FWブルーノ・メンデスを投入する。浦和も27分に小泉に代え、FW江坂任が入った。さらにC大阪は36分に為田を下げ、U20アジアカップ予選に参加して20日に帰国したばかりのU-19日本代表FW北野颯太を出場させた。

 スコアはそのまま動かずに1-1のドローで終了する。浦和はアウェーゴールを手にし、25日に埼玉スタジアム2002にC大阪を迎える。


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