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広島が8年ぶりルヴァン杯決勝へ! 福岡とスコアレスドローも第1戦のリード守り切る

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広島が国立での決勝へ

[9.25 ルヴァン杯準決勝第2戦 広島 0-0 福岡 Eスタ]

 ルヴァンカップ準決勝第2戦に25日に開催され、サンフレッチェ広島はホームでアビスパ福岡と0-0で引き分けた。この結果、2試合合計スコアは3-2。準優勝だった2014年以来、8年ぶりの決勝進出を果たした。10月22日に国立競技場で行われるファイナルでセレッソ大阪と対戦する。

 21日の第1戦はアウェーの広島が3-2で勝利。優位な状況で第2戦を迎えた広島は第1戦と同じ先発メンバーで臨んだ。一方、最低でも2ゴールが必要な福岡はスタメンを8人変更。第1戦で2得点を挙げたFWフアンマ・デルガドはベンチスタートとなった。

 立ち上がりは積極的な入りを見せた福岡が攻勢をかけるが、徐々に広島が押し返す展開となる。前半20分には流れたボールを拾ったMF川村拓夢がドリブルで切れ込み、ペナルティエリア内左から左足でシュート。しかし、左ポストを叩いた。

 その後、MFジョルディ・クルークスのゴール前への飛び出しやFWルキアンのミドルシュートなど、福岡も惜しいシーンを作ったが、スコアレスで前半終了。ハーフタイムを挟んでも0-0の時間が続くと、福岡が後半14分に1枚目の交代カードを切り、MF金森健志に代えてフアンマを投入した。

 後半24分にはMF中村駿を下げてFWジョン・マリをピッチへ。勝利のために必要な最初の1点を奪うべく、攻撃に厚みを加える。さらに終盤にも果敢な交代策で打開を図った福岡だったが、最後まで広島の堅守を破ることはできず。クラブ史上初の決勝進出は叶わなかった。

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