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ルヴァン杯狙うG大阪…GK谷「重要なタイトル」、対する浦和DFホイブラーテンに慢心なし「相手より上回るのみ」

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浦和DFマリウス・ホイブラーテンとG大阪GK谷晃生

 ルヴァンカッププライムステージの組み合わせ抽選が3日に行われ、準々決勝でガンバ大阪浦和レッズの対戦が決まった。会見に出席した浦和DFマリウス・ホイブラーテンは「間違いなくタフなゲームになる」と気を引き締めた。

 8クラブが参加した組み合わせ抽選会では、G大阪が最初にくじを引き、その対戦相手を待つことになった。しかし、最後の順番だった浦和まで決まることはなく、G大阪GK谷晃生は「どこが来るかドキドキしていました」と振り返る。それでも当然、臆してはいない。「ここまで来ているチームは上に行けば当たる。最初に浦和とやれたら、勝てば勢いがつけられる」と頂点までの道のりを見定めた。

 G大阪はリーグ戦で15位、そして天皇杯でも2回戦敗退とタイトルレースから遠ざかっている。「ルヴァンはチームにとってすごく重要なタイトル。本当にチーム全員で今の一体感というものをしっかり持って挑んでいければ」。立ちはだかるは、調子を上げつつある浦和だ。第1戦はG大阪のホームだが、第2戦は浦和の本拠地に赴く。「リーグ戦も埼玉スタジアムで負けている。第1戦がどういう結果であれ、すごい雰囲気を作ってくると思うので、難しいゲームになる」と警戒を強くした。

 浦和の好調を支える最終ラインの一角、ホイブラーテンはリーグ戦で勝利したG大阪にも油断はない。「リーグで一度勝っているが、それを頭に入れながら挑むと危険な試合になる」。冷静さとともに自信も垣間見せる。「ホームが第1戦、第2戦かあまり重要視していない。しっかりとピッチ上でパフォーマンスを見せて、相手よりも上回るのみ。埼玉スタジアムでプレーすることは非常に喜ばしい。しっかりとパフォーマンスを見せたい」と淡々と勝利を見据えていた。

(取材・文 石川祐介)
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