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ルヴァン杯で浦和を迎え撃つ鳥取…岡野GM、古巣との一戦に「まさか公式戦で対戦できるとは思っていなかった」

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ガイナーレ鳥取の岡野雅行代表取締役ゼネラルマネジャー

 ガイナーレ鳥取浦和レッズが対戦する24日のルヴァン杯1stラウンド2回戦を前に、現役時代に浦和で活躍した鳥取の岡野雅行代表取締役ゼネラルマネジャー(GM)と、浦和ユース出身で19年にトップチームに昇格した経験を持つDF大城蛍がオンライン会見に出席。それぞれ古巣との対戦への意気込みを語った。

 今季から大会方式が刷新され、Jリーグ全60クラブが参加して進行中のルヴァン杯。1stラウンドのカテゴリーが異なるクラブの対戦は下位リーグのホームで行われるため、今回が初出場となる鳥取はホームのAxisバードスタジアムで浦和を迎え撃つ。
 
 岡野GMは「GMになってから、浦和とはトレーニングマッチでもやりたいと思っていて、まさか公式戦で対戦できるとは思っていなかった。ガイナーレとしても、鳥取の方々としても、なかなか実現できないことなので、大変うれしく思っている」と喜んだ。大城は「トップ昇格させてもらい、初めてプロになったクラブ。お世話になったクラブと対戦するのが非常に楽しみですし、所属していた19歳のころと比べて成長した姿を、浦和のサポーターや関係者にお見せできる。楽しみですし、(自分のプレーを)表現していきたい」と意気込みを語っている。

 岡野GMはジャイアントキリングに向けて「早い失点を避けて、粘っていれば、サッカーなので、どんなチームでも必ずチャンスは来る。それを決めればチャンスはある」と指摘。その上で「強いチームとやるときに(相手を)認めてしまうと、守りに入ってしまうけど、やってやるぞという気持ちでいけば、そんなに差はないのかなと思っている」とメンタル面をポイントに挙げ、「変に守りに入って、うまくやろうとして(ボールを)奪われて入れられるのなら、いけよ、と思っている」と積極的な戦いに期待を寄せた。

 大城は「僕たちはプレシーズンから、ボールを保持して相手のゴールに迫っていくことをやってきている。相手に仕事をさせないために、いかに自分たちが保持して前進していくか」と今季の戦いのポイントを挙げ、「どれだけやれるのか、楽しみでもあり、ワクワクしている」とコメント。格上との対戦に向けて「僕たちがどれだけ保持できるかは正直、分からないですが、チャレンジしていきたい」と意気込んでいた。

●ルヴァン杯2024特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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