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[MOM645]東京都DF大西拓真(F東京U-18、1年)_焦れずに役割貫徹した強力DF

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.30 岐阜国体少年男子1回戦 東京2-1島根 古川WB]

 攻撃タレントが実力の高さを示し、逆転勝利を挙げた東京都だったが、支えたのはディフェンスの安定。東京の秋庭武彦監督(三菱養和SC)は特に相手のドリブル突破、ロングボールをほぼ完全に跳ね返したCB大西拓真(F東京U-18)のプレーを「跳ね返すし、1対1は剥がされない。焦れずにやり通していた」と賞賛していた。

 大西は「相手は前に蹴ってきたけれど、後ろはしっかりと連係を取って跳ね返せた。そこは自分の強みでもある。出せて良かった」と満足げだった。強豪・F東京U-18では1年生ながら主力CBのひとりとして経験を積んできている。普段から年代別代表揃うチームで強力アタッカーと対峙しているだけにこの日も自信を持ったプレー。176cmと大柄ではないがF東京U-15深川時代に徹底して身につけたというヘディングの強さも存分に発揮した。

 この日はクロスバー直撃のヘディングシュートなど攻撃面でも力を発揮した。プジョル(バルセロナ)に憧れるというCBの今大会の目標は優勝だけ。「しっかり安定した守備で跳ね返す」と力を込めるCBが堅守で東京の2年ぶりVに貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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