特別国民体育大会 「燃ゆる感動かごしま国体」サッカー競技は14日、成年男子の部の準決勝を行った。

　開催地の鹿児島県は北海道と対戦。前半19分にFKをFW藤吉武蔵がヘディングで叩き込んで北海道が先制するが、29分にMF渡邉怜歩が決めて鹿児島が追い付く。さらに31分にFW石崎祥摩が右足のシュートでネットを揺らして逆転した鹿児島は、後半8分にFW片山颯人が追加点を奪取し、3-1の逆転勝利を収めた。

　宮崎県と高知県の一戦は、前半をスコアレスで折り返すと、後半16分にスコアが動く。MF高野裕維のパスからMF金井冬土が右足で決めて高知が先制に成功。その後、高知に追加点こそ生まれなかったものの、宮崎の反撃を許さずに逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

　翌15日には鹿児島県vs高知県の決勝、北海道vs宮崎県の3位決定戦が開催予定だ。

【準決勝】
(10月14日)
[志布志運動公園陸上競技場]
北海道 1-3 鹿児島県
[北]藤吉武蔵(19分)
[鹿]渡邉怜歩(29分)、石崎祥摩(31分)、片山颯人(43分)

宮崎県 0-1 高知県
[高]金井冬土(51分)

【3位決定戦】
(10月15日)
[志布志運動公園陸上競技場]
北海道 10:00 宮崎県

【決勝】
(10月15日)
[志布志運動公園陸上競技場]
鹿児島県 12:30 高知県

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