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[国体少年男子]49年ぶりV!茨城県登録全16選手コメント_FW徳田誉(鹿島ユース、2年)「みんなに感謝、という思いが一番強いです」

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茨城県のエースFW徳田誉(鹿島アントラーズユース、1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)はMVP級の活躍

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」サッカー競技少年男子の部は16日、決勝を行った。茨城県が大阪府に2-0で勝利。1974年以来2回目の優勝を果たした。

 茨城県のエースFW徳田誉(鹿島アントラーズユース、1年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は、23年国体で主役級の活躍。怪我明けだったものの、決勝で先制PKを決めるなど得点ランキング2位の7得点をマークしたほか、前線で抜群の強さと高さ、突破力、献身的な守備でも日本一に大きく貢献した。その徳田が優勝の感想や今後の意気込みについて語った。

―日本一になった感想は?
「3回目で自分としても今年に懸ける気持ちが強くて、みんなそうだと思うんですけれども、今大会を茨城の大会にしたい、自分の大会にしたいと思っていたので、こういう形で結果としてみんながやってきたことが報われたというのは感慨深いです。実感が湧かない部分もありますけれども、凄く嬉しいです。去年逃した分を取り戻したということもとても嬉しいですし、みんなに感謝、という思いが一番強いです」

―国体で出来たことは?
「チームとしても、個人としても、ボールを動かしながら、守備の強度というところは茨城が一番出していたと思いますし、ボールを奪ってからの素早い攻撃というところはやっていることを出せたと思います」

―今後への意気込みを教えて下さい。
「これから世界に羽ばたいていく舞台はたくさんあって、自分が結果を残せる選手になっていきたいですし、いずれはA代表のピッチに立てるようにと意識してやっているので、ここを一つのステップにして、チームで言ったらプレミアに上がることだったり、今年のうちにできることをしっかりとやってこの先に繋げていきたいなと思っています。(今年は)ワールドカップもありますし、そういうところに絡んでいくということも考えていますし、そのより上のステージでやっていけるようにというのは、ここを一つのきっかけにしてやっていきたいと思っています」

(取材・文 吉田太郎)
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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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