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北海道教育大岩見沢校は1回戦敗退…「またそういうことが起きないように」一時は不参加決定

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北海道教育大岩見沢校は初戦敗退

[9.1 総理大臣杯1回戦 北海道教育大岩見沢校0-1鹿屋体育大 松島フットボールセンター]

 不参加の決定から一転、3日前に出場が決まった北海道教育大岩見沢校(北海道)は、初戦で鹿屋体育大(九州2)に0-1で敗れて、1回戦敗退となった。

 北海道予選を優勝して総理大臣杯の出場権を獲得した北海道教育大岩見沢校だが、エントリー期限までに必要な書類を提出できなかったことで、先月28日に全日本大学サッカー連盟(JUFA)から不参加の決定が発表になった。

 しかし翌29日になって、日本サッカー協会(JFA)の不服申立委員会が北海道教育大岩見沢校の不服申立を受理。JUFAも通知を受けたことで、同日夜に開かれた臨時委員会で北海道教育大岩見沢校の総理大臣杯出場を認める確認がされた。

 決定が覆った理由については、後日行われるJFAの理事会後に発表される見込みだが、とにかく1日の1回戦は予定通り実施された。主将DF田中光太(4年=札幌U-18)は「自分たちの実力ということをしっかりと受け止めたい」と敗戦に悔しさを滲ませつつ、「こういう風に試合ができている環境には、本当に感謝すべきだと改めて思いました」と続ける。

 そして「起こってしまったミスは取り返しがつかない。またそういうことが起きないように、その中でも岩教さんはいいチームだねと言われるように、今後はやっていきたい」と気を引き締めると、「また成長して、インカレに出たいなと思います」と冬に向けた決意を新たにしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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