ナイキジャパンは7日、福岡県福岡市の福岡フットボールセンターで、世界で戦える若きフットボールプレーヤーを探す世界規模のスカウトプロジェクト「THE CHANCE」のセミファイナル「九州ラウンド」を開催。鹿島アントラーズなどで活躍した元日本代表SB名良橋晃氏らスカウト陣が見守る中、34名が参加した「九州ラウンド」はフィジカルテストや5対5のミニゲーム、1次選考通過者による30分2本のゲームなどのセレクションを行い、MF松村哲太(鎮西高)とMF木村健太(鹿児島実高)、FW内村一哉(鹿児島実高)の3選手が7月21日と22日に都内近郊で開催されるジャパンファイナルへ進出した。

　8月にスペインで開催されるグローバルファイナルの“日本代表”3名を争うセレクションはこの後、7月14日にセミファイナル「関西ラウンド」、同16日にセミファイナル「関東ラウンド」が行われ、セミファイナル勝者と、日本各地を訪問するナイキスカウトから参加権を得たプレーヤーを合わせた計50名がジャパンファイナルで世界へ進出する3枠を競う。

(取材・文　吉田太郎)