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海自厚木マーカス、海自那覇が決勝T進出:全国自衛隊サッカー大会

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 全国の自衛隊基地・駐屯地で活動するサッカーチームの日本一決定戦「第47回全国自衛隊サッカー大会」は、24日に駒沢オリンピック公園で男子の部第3日を行い、予選ラウンドAグループの海上自衛隊厚木基地マーカスとCグループの海上自衛隊那覇基地が決勝トーナメント進出を決めた。

 前回優勝チームで最多16回の優勝を誇る海自厚木マーカスは、鉄壁の守備を見せて奮闘した陸上自衛隊神町駐屯地に苦戦を強いられたが、後半に右からのクロスを上野章大士長(東野高校出身)が合わせて先制。さらに選手交代で攻撃を活性化すると、再び右からのクロスを守永将平1士(京都学園大学出身)が押し込んで追加点を奪った。予選ラウンドAグループを2勝で突破し、山崎裕貴監督は「相手は諦めない良いチームだった。あらためて全自(大会の通称)だなと感じた。明日は試合がないけど、決勝トーナメント3試合と決勝戦の翌日に控えた関東サッカーリーグ2部を含めて4連戦のつもりで臨んでいる。5人交代制をフルに生かして決勝トーナメントも総力戦でやっていきたい」と連覇にかける意気込みを示した。

 Cグループの海自那覇は、海上自衛隊徳島・小松島基地と2-2で引き分けたが、通算成績1勝1分で首位をキープ。予選ラウンド突破を決めた。

 男子の部は前回大会の上位3チームと、各地域予選の上位チーム21チームの合計24チームが参加。3チームずつ8組に分かれた予選ラウンドで総当たり1回戦を行い、各組上位1位が決勝トーナメントへ進出する。翌25日に予選ラウンド最終日が行われ、すべての決勝トーナメント進出チームが決定する。


■予選ラウンド第3日
[Aグループ]
陸自神町 0-2 海自厚木マーカス
[Cグループ]
海自徳島 2-2 海自那覇
[Dグループ]
海自下総 12-0 高等工科
[Eグループ]
海自八戸 5-0 陸自川内
[Fグループ]
空自熊谷 1-1 陸自竹松
[Gグループ]
海自小月 8-2 陸自札幌
[Hグループ]
空自小松 0-6 陸自都城

[写真]連覇を狙う海自厚木マーカス(赤黒)が上野章大士長のゴールで先制

(取材・文 平野貴也)

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