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ワールドユースに五輪予選…本田圭佑、カレン・ロバートとの再会を喜ぶ「いろんないい思い出がある」

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 MF本田圭佑が、かつて世代別代表でともに日の丸を背負ったカレン・ロバート氏との再会を喜んだ。

 1985年生まれのカレン氏は本田の一学年先輩。ともに高校時代から全国区で活躍し、2005年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)に出場、北京オリンピックのアジア予選を戦うなど、青春時代を共有した仲だ。

 カレン氏はJリーグで活躍したあと、オランダでのプレーを経て、タイなどアジアのクラブを転籍。現役引退後は、千葉県社会人リーグの房総ローヴァーズ木更津FCでオーナー兼選手として活動している。

 この日2人は、本田が発起人として立ち上げた10歳以下の子供たちを対象にした、4対4のサッカー競技「4v4」の実演に参加。「久しぶりにやれるのがうれしくて」とカレン氏の肩を抱いた本田は、試合中にカレン氏がゴールを決めると、「まだ行けるね、カレン!」と笑顔をみせていた。

「いつ最後にカレンとプレーしたかは分からないですけど…」と話した本田は、「カレンって言ってますが先輩なんでね」と笑いを誘い、「いろんないい思い出があり、むしろ僕より先にすごく活躍していたので、学ぶこともたくさんあった。久しぶりにプレーしたけど、意外にシャープで。クラブ経営者にもなって。時が経つのは早いなと思いますね」と感慨深げだった。

(取材・文 児玉幸洋)

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