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[総体]交代出場のみで計3得点の東福岡FW餅山、夏冬連続日本一へ「自分が成長しなければいけない」

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[8.9 全国高校総体決勝 東福岡高 1-1(PK6-5)市立船橋高 ノエスタ]

 東福岡高FW餅山大輝は大津高と戦った昨年に続く全国総体決勝でのゴールはならず。今大会はすべて交代出場ながらも3得点を挙げて役割を果たしたが、決勝では期待されたゴールだけでなく、184cmの身体を活かしてボールを収める部分も、抜け出しの部分も思うように発揮することができなかった。

「決勝戦以外に対しては自分の納得いく試合があって。でも、きょうの試合に関しては攻撃で自分の仕事ができなかったと思うので悔しかったです」と首を捻った。

 エース級のストライカーだが、今大会は自分の役割を理解して、途中からの出場で流れを変えること、その中で結果を出すことに集中した。だが、より必要なことは「運動量とゴール前での仕事の質だと思います」と分析する。その点をより高めて、プレミアリーグ、選手権を戦う。

「2連覇できたことはチームとしての目標を達成できたので良かった。あとは去年達成できなかった選手権でもう1回優勝狙いに行く中で、あと半年近くある中で自分が成長しなければいけないと思うので頑張りたいです」。選手権で夏冬連覇を果たすためには自分の活躍が不可欠。成長するためにより意識高く夏、秋を送る。

(取材・文 吉田太郎)
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