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3回戦の2発後、得点数伸ばせず。流経大柏FW後藤の冬の目標は「得点王プラス全国制覇」

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流通経済大柏高FW後藤大輝(左)

[8.4 総体決勝 流通経済大柏高 1-0 日大藤沢高 ユアスタ]

 目標としていた「全国得点王」を獲得することはできず。流通経済大柏高FW後藤大輝(3年)は冬までに課題を改善して目標にもう一度挑戦することを誓った。

「大会前から得点王狙うと自分的に思っていて、(本田裕一郎)監督からも『絶対に狙え』と言われていて、それでも得点王になれなかったのは非常に悔しいです。選手権ではしっかり得点王を目指すことが大事ですし、得点王プラス全国制覇できればいいかなと思います」

 181cmの長身で馬力のある突破などが魅力の後藤は今大会、市立長野高との3回戦で2ゴール。量産体勢に入っていたFWは準々決勝、準決勝でもクロスからの強烈ヘッドや、力強い抜け出しから決定的なシュートを見舞うなど存在感ある動きを見せていた。

 だが、チャンスを活かせなかった。DFを振り切ってPAへ侵入しながらシュートをGKに止められるなど得点数を伸ばせなかった後藤は、切り札のFW近藤潤(3年)へ交代する時間が日に日に早くなり、1トップで先発した決勝もなかなか良い形でボールを引き出すことができないまま前半30分に途中交代。悔しい形で大会を終えたFWは、「ゴール前での決定力だったり、落ち着きを取り戻していかないといけない」と今大会で出た課題を必ず改善し、冬の選手権全国大会でゴール連発を目指す。そして得点王と日本一の2冠を獲得する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2017

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