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昨年の京都橘に並んだ!! 勢いに乗る東山、立正大淞南下して初の8強入り

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攻撃を牽引した東山FW長坂大陸(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.9 総体3回戦 東山高2-0立正大淞南高 伊勢D]

 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技は9日、各地で3回戦を行った。伊勢フットボールヴィレッジDピッチの第1試合では東山高(京都)が立正大淞南高(島根)を2-0で破り、初の全国8強入りを決めた。

 シュート数では立正大淞南が上回っていたが、要所で破壊力を放った東山が強さを見せつけた。スコアレスでハーフタイムを迎えた後半7分、左サイドをFW久乘聖亜(3年)が突破し、クロスをDF飯田敏基(3年)がトラップ。一度は相手に阻まれたが、こぼれ球を右足で押し込み、先制点を奪った。

 さらに直後の後半10分、東山はFW長坂大陸(3年)が鋭い突破を見せてPKを獲得。これを自ら落ち着いて決め、リードを2点に広げた。一方の立正大淞南はFW藤井奨也(3年)が合計4本のシュートを放つも、いずれもゴールに結びつけることはできず。4強入りを果たした15年以来の準々決勝進出はならなかった。

 シード校の東山はこれまでの消化試合数が1試合少なく、コンディションでの優位も生かした形。まだピッチに立っていない主将のMF倉貫直人(3年)という“伸びしろ”を残した状態で、昨年の京都橘高に並ぶ8強入りを果たした。準々決勝は1日の休息日を挟み、11日に四日市市中央緑地陸上競技場で三浦学苑高(神奈川1)と対戦する。

●【特設】高校総体2018

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