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金光大阪が東北学院を4発撃破! 大阪王者が武南の待つ2回戦へ

【総体 一覧】
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[7.29 インターハイ1回戦 東北学院 1-4 金光大阪 忠和公園多目的広場B]

　令和5年度全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」男子サッカー競技(北海道)が29日に開幕した。忠和公園多目的広場Bの第3試合では、5大会ぶり11回目の出場の東北学院高(宮城)と8大会ぶり8回目の出場を果たした金光大阪高(大阪1)が激突。大阪王者が4-1で勝利した。

　試合は開始から一進一退の攻防となった。金光大阪は前半10分、味方の落としを受けたMF北村涼太朗(3年=リーベサッカークラブ)が鋭いグラウンダーのシュート。だが、ペナルティエリア内右からゴール右下を狙ったボールは東北学院GK橋本脩礼(2年=東北学院中)に阻まれる。

　それでも同シーンでコーナーキックを得ると、前半11分に金光大阪が先制。北村が左足で蹴り込んだボールにDF長瀬怜旺(3年=RIP ACE SOCCER CLUB)が合わせてゴールネットを揺らした。

　金光大阪の1点リードのまま前半を折り返すと、反撃に出たい東北学院は右サイドを起点に同点を目指す。MF佐々木流空(2年=FC FUORICLASSE SENDAI)がドリブルで仕掛けると、そこにFW斉藤虎宇(3年=東北学院中)が関わって攻撃に厚みをもたせた。

　それでも次のゴールは金光大阪に生まれた。後半2分、自陣深い位置で相手のボールを奪うと、そこから前線にロングキック。ディフェンスの背後に抜け出したFW上田琥太郎(3年=DREAM FC)が相手GKともつれながらも、しっかりと決めてリードを広げた。

　2点を追う東北学院は後半27分、ゴール前に抜け出した斉藤が相手GKを交わしてフィニッシュ。1点差に詰め寄った。だが、金光大阪が再び突き放す。同31分に長瀬が追加点を挙げると、さらに同アディショナル3分にDF村田凌介(3年=RESC)がダメ押し弾。4-1で勝利し、2回戦進出を決めた。あす30日に行われる2回戦では、武南高(埼玉)と対戦する。
●【特設】高校総体2023

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