[7.30 総体2回戦 徳島市立2-6尚志 忠和公園多目的広場A]

　令和5年度全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」サッカー競技の2回戦が30日に行われ、尚志高(福島)が徳島市立高(徳島)に6-2で勝利した。31日に行う3回戦では、前橋育英高(群馬)と対戦する。

　前日1回戦で丸岡高(福井)を相手に7得点を決めていた尚志が、攻守にバランスの良さをみせる徳島市立を相手にも6得点を決めて大勝した。

　ただ前半は互角の展開だった。前半6分にFW網代陽勇(3年=1FC川越水上公園)のゴールで尚志が先制するも、徳島市立がMF山座拓達(3年=サガン鳥栖U-15唐津)とDF川村琥太朗(3年=STFC.Partida)のゴールによって逆転に成功する。

　しかし尚志は前半終了間際にMF藤川壮史(3年=FCラルクヴェール千葉)がPKを決めて前半のうちに同点に追いつくと、後半7分に網代のこの日2点目で再逆転に成功。さらにMF若林来希(3年=シュートJrユースFC)が決めたPK、そして丸岡戦では先制点を決めていたFW{{桜松駿(3年=湘南ベルマーレU-15)がこの日は途中出場で2得点を決めて突き放した。

　3回戦は前橋育英との対戦が決定。同じ高円宮杯プレミアリーグEASTを戦うチーム同士の対戦で、今年5月7日の対戦では、4-2で快勝している相手だ。ただ前橋育英もインターハイはディフェンディングチャンピオンとしてモチベーションは十分。31日の対戦は3回戦屈指の好カードとなった。

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●【特設】高校総体2023