UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、グループリーグ第2節を行い、MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でCFRクルージュ(ルーマニア)と対戦し、2-1の逆転勝利を飾った。2得点の活躍でチームを勝利に導いたFWファン・ペルシーは「これからだと思う」と貪欲に語っている。

　この日の2ゴールで今季公式戦8試合7得点となったオランダ代表FWだが、「もっとアシストを増やしたい。常に言っていることだけど、僕はゴールだけの選手ではないから。もちろん勝利が最優先されるけど、僕はアシストでも貢献したい」と満足することなく語った。「これまでは1アシストかな。今後はアシストの部分でも成長していきたい。まだまだ良くなるよ」と、ゴールだけでなくアシストでもチームに貢献したい考えだ。

　2得点はいずれもFWルーニーのパスから。「今日の2点目がユナイテッドに移籍してからのベストゴールじゃないかな」と振り返ると、「ウェイン(ルーニー)に感謝しないとね。だれでも出せるようなパスではなかったし、ゴールにつながる良いビルドアップだった。彼がボールを持った瞬間、パスを出してくれるだろうと思っていた。自分の想像と同じパスが来たから、ウェインはすごい選手さ」と感謝した。

　ファン・ペルシーとルーニーが同時に先発したのは初めてだったが、初コンビとは思えないコンビネーションから2ゴール。「僕らが一緒に先発出場したのは今回が初めてで、うれしかった。チームは一丸となっていたよ。チチャリート(ハビエル・エルナンデス)も良いプレーをしていたし、チームにはダニー(ウェルベック)や他にも多くのストライカーがいる。全員一丸となってプレーしているんだ」と手応えを深めていた。

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