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[CL]「本田がシティに勝利をプレゼント」? ロシアメディアから批判も

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終盤の決定機を生かせなかったことへ指摘の声

 CSKAモスクワMF本田圭佑は23日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第3節のマンチェスター・シティ戦でフル出場し、先制点をアシストした。だが、終盤の決定機を決められなかったことで、地元メディアからは批判の声もあるようだ。

 32分、本田のアシストからMFゾラン・トシッチのゴールで先制したCSKAだが、FWセルヒオ・アグエロに2得点を許し、前半のうちに逆転される。後半も追加点を奪えず、アディショナルタイムに訪れた本田のチャンスも、シュートをGKジョー・ハートに阻まれて得点とはならなかった。

 『スポーツ・エクスプレス』は、本田に5.5点を与えた。ロシアメディアでは平均点と言える点だが、「もっとシュートを打つべきだったが、彼は常にパスを好んだ」と、消極的な姿勢だったと苦言を呈している。

 一方、『イズベスチヤ』が「本田がCSKAを引き分けさせられなかった」、『RBC.ru』が「本田がマンチェスター・シティに勝利をプレゼントした」と報じるなど、終了間際のチャンスを生かせなかったことに厳しい声も上がった。

 試合後、「とても悔しい結果だ。我々は負けるべきではなかったし、勝つこともできたはず」と悔しさをあらわにしたレオニド・スルツキ監督は、本田について次のようにコメントしている。

「もちろん、彼はゴールを決めたいと望んだが、決まらなかったんだ。本田は良い試合をした。終盤のチャンスが決まっていたら、彼は今夜のベストプレーヤーの一人だと言っていただろう」

 なお、この日の試合はアレナ・ヒムキのピッチコンディションの悪さも話題となっていたが、地元メディアによると、状態の悪さを隠すためか、キックオフ前に緑色に塗る“対策”も施されたようだ。

 また、シティMFヤヤ・トゥーレが人種差別への怒りをあらわにしたことについて、コートジボワール代表のチームメートであるCSKAのFWセイドゥ・ドゥンビアは、「僕は何も聞かなかった。ヤヤはオーバーリアクションだ」と話している。


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