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[CL]レアルとドローも…ユベントスは未勝利のまま最下位転落

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[11.5 欧州CLグループリーグ第4節 ユベントス2-2レアル・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグは5日、各地でグループリーグ第4節1日目を行い、レアル・マドリー(スペイン)は敵地でユベントス(イタリア)と対戦し、2-2で引き分けた。勝てば2試合を残して決勝トーナメント進出が決まる試合だったが、ドローで4連勝ならず、次節以降に持ち越しとなった。ユベントスはまたも初勝利を挙げられず、3分1敗の勝ち点3でB組最下位に転落した。

 立ち上がりはアウェーのレアルがチャンスをつくった。前半9分、FWクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで仕掛け、自らシュート。右サイド角度のない位置から狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。同13分にはMFガレス・ベイルがPA内で粘ってシュートまで持ち込んだが、GKジャンルイジ・ブッフォンにキャッチされた。

 その後はユベントスが流れを引き寄せ、試合の主導権を握る。前半28分、FWカルロス・テベスの左クロスにMFクラウディオ・マルキージオが頭で合わせるが、GKイケル・カシージャスが右足1本でセーブ。同38分にはMFアルトゥーロ・ビダルがブレ球の右足ミドルを狙った。

 すると前半40分、テベスのスルーパスに反応したMFポール・ポグバがPA内でDFラファエル・バランに倒され、PKを獲得。これをビダルが豪快にゴール右上隅に蹴り込み、ユベントスが先制した。反撃に出るレアルも前半45分、DFマルセロのマイナスのクロスにC・ロナウドが左足で合わせたが、FWカリム・ベンゼマとかぶってしまい、シュートはゴール上に大きく外れた。

 1点リードで前半を終えたユベントスだが、痛恨のミスで同点に追いつかれる。後半7分、DFマルティン・カセレスのバックパスをベンゼマがカット。ラストパスに抜け出したC・ロナウドが右足でゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。

 後半11分にはMFシャビ・アロンソの右足ミドルがクロスバーを直撃。勢い付くレアルは後半15分、マルセロのロングフィードを受けたC・ロナウドが横に流すと、ベイルが左足ミドルをゴール右隅にねじ込み、2-1と逆転に成功した。

 負ければグループリーグ突破が難しくなるユベントスも引き下がらない。直後の後半20分、カセレスの右クロスからFWフェルナンド・ジョレンテがヘディングシュート。ミスを取り返すカセレスのアシストからジョレンテの2試合連続ゴールで2-2の同点に追いついた。

 試合はそのまま終了。4連勝はならず、グループリーグ突破決定もお預けとなったレアルだが、3勝1分の勝ち点10に伸ばし、あと1ポイントで決勝トーナメント進出が決まる。一方のユベントスはまたも初勝利ならず、3分1敗の勝ち点3。B組もう1試合でコペンハーゲン(デンマーク)がガラタサライ(トルコ)に1-0で勝ったため、コペンハーゲンとガラタサライが勝ち点4で並び、ユベントスが最下位に転落した。


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