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[CL]王者バイエルン、CLタイ記録の9連勝で決勝トーナメント決定

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[11.5 欧州CLグループリーグ第4節 ビクトリア・プルゼニ0-1バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグは5日、各地でグループリーグ第4節1日目を行い、バイエルン(ドイツ)は敵地でビクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦し、1-0で競り勝った。無傷の4連勝で勝ち点を12に伸ばし、D組2位以内が確定。2試合を残して決勝トーナメント進出が決まった。

 10月23日にバイエルンのホームで行われた同一カードはバイエルンのワンサイドゲームとなり、0-5の完敗を喫したプルゼニ。それでも、ホームに戻ってきたこの日は前半6分にFWミハル・ジュリシュが左足ミドルを放つなど、積極的なプレーで王者相手に健闘した。

 バイエルンは前半16分、右サイドでボールキープしたMFマリオ・ゲッツェのマイナスの折り返しにMFバスティアン・シュバインシュタイガーが右足で合わせるが、左ポストを叩く。同35分、カウンターからMFトーマス・ミュラーがドリブルで駆け上がり、最後はMFトニ・クロースが左足ミドルを狙ったが、GKにキャッチされた。

 0-0のまま折り返した後半もバイエルンが主導権を握るが、プルゼニの粘り強いディフェンスを攻めあぐねる。後半14分にはシュバインシュタイガーとミュラーを下げ、MFハビ・マルティネスとFWマリオ・マンジュキッチを投入。すると同20分、MFフィリップ・ラームの右クロスにマンジュキッチが頭で合わせ、先制点を奪った。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督の采配が的中し、均衡を破ったバイエルン。その後はプルゼニの反撃を受けたが、GKマヌエル・ノイアーを中心とした守備陣がきっちりと跳ね返し、1-0で勝ち切った。

 4連勝でグループリーグ突破を決めた昨季王者は、これで欧州CLはシーズンをまたいで9連勝。02-03シーズンにバルセロナ(スペイン)が樹立したCL記録に並んだ。バイエルンはブンデスリーガでも36試合連続不敗のリーグ記録に並んでおり、いずれも次節で新記録誕生の期待がかかる。


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