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[CL]バイエルンの連勝記録は10でストップ…マンCが0-2から逆転勝ち

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[12.10 欧州CLグループリーグ第6節 バイエルン2-3マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグは10日、各地でグループリーグ第6節1日目を行い、D組ではバイエルン(ドイツ)がホームでマンチェスター・シティ(イングランド)に2-3で逆転負けした。すでにグループリーグ突破を決めている両チームだったが、バイエルンは昨季からの連勝記録が10でストップ。勝ち点15で並んだが、直接対決の成績で上回ったバイエルンが首位通過を果たしている。

 前節のCSKAモスクワ戦(3-1)で欧州CL10連勝を飾り、02-03シーズンにバルセロナ(スペイン)が樹立した9連勝のCL記録を塗り替えて新記録を打ち立てたバイエルンだったが、さらなる記録更新はならなかった。

 バイエルンは前半5分、DFダンテからの1本のロングフィードにMFトーマス・ミュラーが反応。胸トラップから左足でゴールに流し込み、先制点を奪った。同12分にはMFトニ・クロースの右CKからFWマリオ・マンジュキッチがシュートを狙うと、こぼれ球をMFマリオ・ゲッツェが右足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 立ち上がりの2ゴールでバイエルンのワンサイドゲームになるかと思われたが、シティは前半28分、MFヘスス・ナバスの右クロスをファーサイドのMFジェームズ・ミルナーが頭で折り返し、ゴール前に走り込んだMFダビド・シルバが左足で押し込んだ。

 1-2と1点差に追い上げ、後半に折り返すと、後半14分、ミルナーがPA内でダンテに倒され、PKを獲得。これをDFアレクサンダル・コラロフがゴール左に沈め、2-2の同点に追いついた。さらに直後の17分、ダビド・シルバが右サイドに展開したボールをヘスス・ナバスがグラウンダーのクロス。DFジェローム・ボアテングは空振りでクリアできず、ファーサイドに流れてきたボールをミルナーが右足でゴール右隅に流し込んだ。

 連続ゴールで逆転に成功したシティはその後のバイエルンの反撃を封じ込め、3-2で勝利。バイエルンのCL連勝記録を10でストップし、5勝1敗の勝ち点で並んだが、シティのホームで3-1と2点差勝利を挙げていたバイエルンが直接対決の成績で上回り、首位通過を決めた。シティは2位通過となった。


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