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[CL]天国と地獄を味わったT・シウバ「勝利を呼んだのはメンタル面」

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 11日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、パリSGは難しい状況にも屈することなく、ベスト8進出をつかんだ。その鍵は精神面にあったと、DFチアゴ・シウバは胸を張る。

 ファーストレグを1-1で引き分けていたPSGは、臆することなくスタンフォード・ブリッジに乗り込んだ。だが、前半にFWズラタン・イブラヒモビッチが退場となり、苦しい展開に追い込まれる。

 さらには残り9分となり先制を許し、ベスト16敗退へ追い込まれる。だが、そこからドラマが待っていた。

 86分、DFダビド・ルイスが古巣相手に大きな同点ゴールを挙げる。これで延長戦にもつれ込むと、さらにドラマ性が高まる。T・シウバが延長戦開始早々にPKを献上し、再びPSGがリードを許す。だが、そのキャプテンが決めて、PSGがまたも追いつく。試合は2-2で終了。2戦合計3-3とし、アウェーゴール差で、PSGがチェルシーに競り勝った。

 120分間で天国と地獄を味わったT・シウバは、『ベルン・スポーツ』に以下のように語った。

「チーム全体を祝福したい。11人対11人でもきついのに、10人になってしまったらもっと大変だ」

 質の高い選手がそろっている。だが、鍵となったのは内面だ。

「僕らはとても良い試合をしたし、非常にたくましかった。質を備えた選手を多くそろえているし、それが相手を本当に苦しめた。でも、今日は精神面で勝利を呼び寄せた」

「最後まであきらめなかったし、去年と同じミスをしなかった。今回、僕らはプレーをしに来ていたし、それこそがまさに僕らがしたことだ。CLは楽ではないから、落ち着きを保たなければならない」

 これで他チームからのマークがさらに厳しくなる。だが、キャプテンは力強く進んでいけると信じている。

「他チームへメッセージを送った?分からないな。僕らは自分たちのことだけを考えている。こういうプレーができれば勝てる。僕らの目標は、CLを制することだ」


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