バルセロナFWリオネル・メッシは、24日のチャンピオンズリーグ・グループE第5節のローマ戦で先発に復帰し、2ゴールを挙げてチームの大勝に華を添えた。メッシは復帰を喜んでいる。

　クラシコでは途中出場だったメッシだが、この日はスタメンに名を連ねた。再びFWネイマールやFWルイス・スアレスとの“MSNトリオ”が復活したバルサは、前半に3ゴール、後半に3ゴールを奪ってローマを粉砕。メッシも2得点を挙げている。

　フル出場したメッシは、プレーできる喜びを感じているようだ。そのうえで、まだ長いシーズンにおいてさらなる向上が必要だと述べている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

「ケガが少し長かったし、またピッチに立ってプレーしたいとうずうずしていた。外からチームを見るのも楽しんだけどね」

「チームは本当に良いプレーをしている。でも、まだ道のりは長い。僕らはこれからとても重要な戦いを控えている。例えばクラブ・ワールドカップとかね。このまま続けていけるように願っている」

　負傷からの復帰直後だけに、コンディションが完璧でないのは当然だ。メッシもそれは把握している。

「調子は良いよ。少しずつ良くなっている。どんなケガでも、ケガをしたときはそういうものだ。今はプレー時間を積み、自信を深めて、フィジカルの調子を取り戻そうとしている。フル出場できてうれしいよ」

　“MSN”はメッシが2得点、L・スアレスも2得点。ネイマールはゴールこそなかったが、何度もチャンスをつくり、得点に迫る場面も少なくなかった。メッシは好調のトリデンテについて、次のように述べている。

「それがチームの成功の鍵になっているかどうかは分からないけど、僕らが本当にうまくいっているのは事実だ。すべての試合で楽しもうとしている。僕らはプレーを楽しみ、責任を感じ、勝ちたいと思っているよ」

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