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負傷のスモーリングをピッチに残すも…ファン・ハール「跳躍することも難しかった」

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[12.8 欧州CLグループリーグ第6節 ボルフスブルク3-2マンチェスター・U]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は8日、グループリーグ第6節を行い、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でボルフスブルク(ドイツ)に2-3で敗れ、グループリーグ敗退が決まった。この試合ではDFマッテオ・ダルミアンとDFクリス・スモーリングが負傷するアクシデントにも見舞われた。

 ダルミアンはハムストリングを痛めて前半43分に交代。スモーリングは後半に鼠径部を負傷した。しかし、すでに交代枠を使い切っていたため、ルイス・ファン・ハール監督はスモーリングを前線に配置し、11人を維持するのが精一杯だった。

 クラブの公式サイトで指揮官は「スモーリングは(3失点目を喫した)セットプレーで跳躍することも難しい状態だった」と説明。後半39分にCKから決勝点を決められたDFナウドをマークするのは本来、スモーリングだったが、負傷していたためMFマイケル・キャリックが対応していた。しかし、ナウドにあっさりと振り切られ、ヘディングシュートを許した。

「彼(スモーリング)は異なる選手への対応をしなければいけなかったが、それはコミュニケーションと選手の能力の問題だ。我々は試合前からナウドのヘディングが非常に重要な武器であることを把握していた」

 警戒していたはずのナウドに2ゴールを決められ、グループリーグ敗退。ファン・ハール監督は2人が12日のボーンマス戦に出場できるかを聞かれ、「分からない。今夜の試合でケガをしたので、通常なら土曜の試合には出場できないだろう」と語るにとどめた。

 これによりダルミアンとスモーリングはDFフィル・ジョーンズ、DFマルコス・ロホ、DFルーク・ショー、MFアントニオ・バレンシア、MFアンデル・エレーラ、MFモルガン・シュネデルラン、FWウェイン・ルーニーとともに負傷者リストに加わることになった。

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