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CL敗退のユナイテッド、ファン・ハールは判定に不満

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 マンチェスター・ユナイテッドは8日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節でボルフスブルクと対戦し、敵地で2-3と敗れた。この結果、CLからの敗退が決まっている。ルイス・ファン・ハール監督は、審判団の判定に不満があるようだ。

 ファン・ハール監督が問題視しているのは、前半終了間際の場面だ。1-1で迎えた44分、左サイドからジェシー・リンガードがクロスを入れると、ボールはそのままゴールネットを揺らした。ユナイテッド陣営はこれを喜んだが、主審が副審と話した後、フアン・マタの位置がオフサイドだったとして、得点は認められていない。マタはボールに触れていなかったが、プレーに関与したというジャッジだ。

 ボルフスブルクはGKディエゴ・ベナーリオがすぐさま手を挙げて、マタのオフサイドをアピールした。ボルフスブルクの数選手は副審に詰め寄っている。もちろん、ボルフスブルクサポーターも大きな声をあげた。

 ファン・ハール監督は、こういったプレッシャーを受けて判定が覆ったと感じている様子。試合後にこのように述べた。

「数人の(ボルフスブルクの)選手が話して判定されるのは、私からするとおかしなことだ。マタのポジションがGKの妨げになったとは思わない。ボールがそこに行くことはなかっただろうからね。しかし、マタの位置は確かにオフサイドだった。そのアドバンテージをGKが生かしたんだ」

 最近は得点力不足に悩んでいたユナイテッド。ボルフスブルク戦は守備が軽かった。

「理解するのが難しい。ゴールが決まったことはうれしいが、2度も得点の後に失点したことには不満だ。何が起きていたのか分析しなければいけない」

「最近は得点を決めることができていなかった。しかし、今日は2点決めた。それに、キャンセルされたゴールもあったはずだ」

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