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ホームでパリSG撃破を目論むヒディンク「彼らの計画を台無しにできるよう願っている」

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 チェルシー(イングランド)は9日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦でパリSG(フランス)とホームで対戦する。前日会見に出席したフース・ヒディンク監督のコメントを『UEFA.com』が伝えている。

 チェルシーとパリSGが欧州CLで対戦するのは3年連続となり、過去2シーズンはいずれも接戦の末、アウェーゴール差で決着がついている(13-14シーズンはチェルシー、昨季はパリSG)。2月16日にパリSGのホームで行われた第1戦では後半33分にFWエディンソン・カバーニが決めた決勝点によってパリSGが先勝した。しかし、ヒディンク監督は前半終了間際にMFジョン・オビ・ミケルが挙げたアウェーゴールが第2戦で大きな意味を持つと強調する。

「欧州カップ戦ではアウェーゴールが常に大きな意味を持つ。もちろん、それだけで楽に戦えるようになるわけではないが、これは欧州サッカー界のビッグクラブ同士が対戦する試合だ。この勇敢な2チームの勝負を欧州全体で楽しんでもらえるよう願っている」

 2011-12シーズンに欧州CLを制覇した経験を持つチェルシーだが、パリSGも初めての優勝を切望しており、さらに今季は史上最長のリーグ戦37試合無敗記録を樹立するなど勢いがある。「彼らはただのスター集団にとどまらず、チームをつくり上げている段階だが、ここ数シーズンに大きく成長し、タイトル獲得に近づきつつある。我々がその計画を台無しにできるよう願っているよ」と、逆転での8強入りを誓った。

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