チェルシーのフース・ヒディンク監督の後任が来週中にも決定する可能性が浮上した。英『テレグラフ』が報じている。

　チェルシーは昨年12月に成績不振によりジョゼ・モウリーニョ前監督の解任し、ヒディンク氏を招へい。契約は今季限りとなっており、来季の監督候補にアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督らの名前が挙がっていた。

　その候補の中でも最有力とされているのが、現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督だ。イタリアサッカー連盟との契約は今年6月にフランスで開催されるEURO2016終了後までとなっており、契約延長の可能性は低いと見られている。

　同紙によると、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏は次期監督としての最終調整を行うべく、来週中にモンテカルロでコンテ監督と会談を行う予定。そこで3年契約で握手をかわすとのことだ。さらにその場ではDFジョン・テリーの契約についても話し合うようで、テリーの去就に大きく影響を与えることは間違いないようだ。

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