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0-2からの逆転の確率は…? 困難なミッションに挑むレアル・マドリー

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 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、ボルフスブルクに対してファーストレグの0-2の敗戦から逆転を目指すレアル・マドリーだが、過去のデータは逆転が非常に難しいことを示している。

 先週行われたファーストレグでドイツに乗り込んだマドリーは、優位が予想されながらも前半に2点を奪われて敗れる結果に終わった。12日に行われるセカンドレグで、本拠地サンチャゴ・ベルナベウにボルフスブルクを迎えて逆転を目指す。

 だがスペイン『アス』が紹介したデータは、マドリーがファーストレグで背負ったビハインドが非常に重いものであることを示している。2試合合計スコアが同点の場合にアウェーゴール数で上回るチームが勝ち上がる現行方式が導入されて以来、欧州の大会でホームチームがファーストレグに2-0の勝利を収めたケースは678回あり、敗れたチームがセカンドレグで逆転できたことはその17%にあたる115回しかないとのことだ。CLに限れば16回中、逆転に成功したケースは2回(12%)しかない。

 さらに、2-0で勝利を収めたのがドイツのチームであった場合、相手チームが逆転するのはさらに難しい。過去の45例のうち42例で、そのままドイツ勢が勝ち上がる結果に終わっている。1992年にケルンがセルティックに逆転されたのを最後に、19例連続でドイツ勢は0-2からの逆転を許していないという。

 逆に、マドリーにとってはもう少し心強いデータもある。スペイン勢がアウェーでのファーストレグを0-2で落としたケースでは、27回中半分弱の13回で逆転に成功しているとのことだ。

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