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シメオネ、アトレティコがCL優勝候補との見解を一蹴「謙虚ではない考え」

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CL優勝候補との見解を一蹴したディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリー(スペイン)は13日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第1節でPSV(オランダ)と対戦する。ディエゴ・シメオネ監督は、前日会見で自身のチームがCLの優勝候補だとされる見方を一蹴した。

 リーガ・エスパニョーラで開幕から2戦連続ドローと苦しいスタートを切ったアトレティコだが、前節セルタに4-0と快勝した。今季初勝利で選手たちは安堵しているとシメオネ監督も認めている。

「そうだね。すべてのチームが発展していくために勝利を必要としている。自信を培うのに役立つからだ。セルタ戦で我々は前半厳しく働き、後半になると解放されて良いリアクションを見せた」

「私はフレッシュな状態の選手を起用する。それだけの選手たちがいるからね。そして、それは互いの刺激となる。明日は難しい試合になる。美しく、理想的なスタジアムでね。チャンピオンズリーグをスタートさせるのに、これ以上素晴らしい場所はない」

 アトレティコは昨季も決勝トーナメント1回戦でPSVと対戦している。その際の対戦では、アトレティコがPK戦の末に勝ち上がりを決めた。

「あの時はベスト16の対戦だった。ゴールの持つ重みが違ったよ。今回の試合は勝ち点がかかっているだけだ。PSVは攻守の切り替えが早く、カウンターを得意とする困難な相手。彼らの守備はソリッドだ。我々のイメージする状況に試合を持っていかなければいけない」

 昨季のファイナリスト・アトレティコには、今季も上位進出が期待される。だがシメオネ監督は自身の哲学を固持した。

「我々はこの試合を戦う資格を得ている。CLを制する準備ができているかどうか? それは謙虚な考えではない。フットボールが我々に提示するのは、常に今日という一日だ」

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