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土壇場で4トップを採用したシメオネ...“奇跡”を信じ続けるアトレティコ

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ディエゴ・シメオネ監督が土壇場で4トップを採用

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)敗退の危機に晒されるアトレティコ・マドリーが、厳しい状況の中で勝ち点3を獲得した。

 欧州CLグループC第5節で本拠地ワンダ・メトロポリターノにローマを迎えたアトレティコ。FWアントワーヌ・グリーズマンとFWケビン・ガメイロの得点によって、2-0でメトロポリターノにおける欧州CL初勝利を手にしている。

 ディエゴ・シメオネ監督の勝利への執着心がすべてを凌駕した。白星が絶対条件とされるなか、アルゼンチン人指揮官は後半途中から次々にアタッカーを投入してFWアンヘル・コレア、FWフェルナンド・トーレス、ガメイロ、グリエーズマンの4トップを形成。後半23分にコレアのクロスをグリエーズマンがオーバーヘッドで決め、メトロポリターノの観衆に歓喜が届けられた。

 4トップで周囲に多くの味方を携えたグリエーズマンは9試合ぶりの得点で期待に応え、ガメイロは今季公式戦2得点目を挙げた。欧州CLで開幕から4試合未勝利でグループ突破を決める確率は3,4%だ。だがアトレティコファンは奇跡が起こることを信じ続けている。

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