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500億円投資も…パリSGのMFが嘆く「あんなに多くを費やしたのに…」

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敗退を嘆くMFユリアン・ドラクスラー

 6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦で、パリSG(フランス)はホームでレアル・マドリー(スペイン)に1-2で敗戦。2戦合計2-5で敗退が決定した。

 パリSGは昨夏にFWネイマールを獲得するなど、総額4億ユーロ(約500億円)とも言われる資金を投入して、大型補強を慣行。しかし同試合ではそのネイマールが手術の影響で欠場していた。

「あんなに多くを費やしたのに、得られた成果はわずか。もっと僕らは高みに上れると思っていたんだ」。『キッカー』によると、『ZDF』のインタビューに語ったMFユリアン・ドラクスラーも大いに嘆いている。

「1-3でレアルに負けている状態だったんだ。もっとプレッシャーをかけるべきだった。ただたんにパスをして、空から何かが落ちてくるのを期待するよりはね」

「敗退にふさわしいよ。夏に僕らは4億ユーロを費やした。みんなはそれを変化のためと言っていたけど、結局は敗退してしまっている」

 矛先は自身の起用法、ウナイ・エメリ監督の采配批判にも及んでいる。同試合、ベンチスタートだったドラクスラーは、1-2とされた後半31分から出場。ただもっと早い段階で試合に投入される予定だったが、FWエディンソン・カバーニが同26分に同点弾を決めたことで、そこから出場が5分遅れることになったのだという。

「(あの決断は)まったくもって理解できないね。1-1にはなったけど、1-1ではまったく意味がないのだから」

「もっとこのまま相手を押し続けるべきだと思ったよ。なんでああいうふうになってしまったのか。あの決断には驚かされたし、少し苛つきもした」 

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