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CL準決勝控えるクロップ、サポーターに懇願「お願いだから相手にリスペクトを…」

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ユルゲン・クロップ監督がサポーターに呼びかけ

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、サポーターに暴走を抑えるように懇願している。

 4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのマンチェスター・シティ戦前、リバプールサポーターが本拠地アンフィールドへと続く路上で相手チームバスを襲撃。選手や監督が乗っているにも関わらず、バスに向かって物を投げつけるなどの愚行に出て、バスを破壊した。UEFAもこの件で調査に乗り出しており、クラブに何らかの制裁が科される可能性もある。

 そして24日、準決勝に進んだリバプールはローマと対戦する。ホームでのファーストレグでは、ローマのチームバスはシティと同じルートを使用することが決まった。

 これを受け、クロップ監督は前日会見で、サポーターに対し落ち着いて相手チームを迎えるように求めている。

「我々は素晴らしい雰囲気を有する最高のクラブだ。スタジアムの中では、前の試合と同等かそれ以上の試合ができるだろう。スタジアムの外では、お願いだから我々が見せなければならないリスペクトを見せてくれ」

「リバプールはファンタスティックなフットボールクラブだ。相手チームのバスめがけて物を投げつけたりする必要はないはずだ。リスペクトを持って彼らを迎えてほしい。リバプールの人間がどれだけ素晴らしいか、我々は証明できるはずだ」

 また、準決勝について「両チームはこの舞台に勝ち上がれるだけのチームで、ともに決勝に進むだけのチャンスがある。興味深いを戦い方を見せるローマ相手に、我々は全てを懸けて戦わなければならない。みんながバルセロナ対シティになると予想していたと思うが、今回は予想通りにはならなかった。これがフットボールだよ」とコメントを残している。

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