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王者バイエルン、敵地4発で8強進出に大きく前進!! 17歳ムシアラがクラブ史上CL最年少得点

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バイエルンMFジャマル・ムシアラが欧州CL初ゴール

[2.23 欧州CL決勝T1回戦第1戦 ラツィオ 1-4 バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、バイエルン(ドイツ)は敵地でラツィオ(イタリア)と対戦し、4-1で勝利した。アウェーゴール4得点でベスト8進出に大きく前進。第2戦は3月17日にバイエルンのホームで行われる。

 王者バイエルンが序盤から圧倒した。前半9分、右サイドの崩しで相手にボールを奪われたものの、FWロベルト・レバンドフスキがDFマテオ・ムサッキオのバックパスをカット。高い位置でボールを奪うと、GKをかわして左足に持ち替え、無人のゴールに流し込んだ。

 さらに前半24分、DFアルフォンソ・デイビスからパスを呼び込んだMFレオン・ゴレツカが縦に仕掛け、PA手前でラストパス。MFジャマル・ムシアラがワントラップから右足を振り抜くと、ミドルシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 ミュラーに代わって先発したムシアラは抜擢に応え、これが欧州CL初ゴール。17歳363日での得点は、欧州CLにおけるバイエルン史上最年少得点。欧州CLの決勝トーナメントにおいても史上2番目の若さとなった。前半42分にはダイナミックに左サイドを持ち上がったFWキングスレイ・コマンが切れ込み、相手DFをかわしてシュート。これはGKに防がれたが、こぼれ球に詰めたMFレロイ・サネが押し込んだ。

 3-0で折り返した後半2分には相手CKからカウンターを発動。コマンが鋭いスルーパスを通すと、DFラインの裏に走り込んだサネがエリア内に侵入。相手DFをかわしてクロスを供給すると、クリアを試みたDFフランチェスコ・アチェルビのオウンゴールを誘発した。

 ラツィオは後半4分、MFホアキン・コレアが一点を返したが、反撃はここまで。バイエルンが4-1で勝利し、ベスト8進出に大きく前進した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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