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11年ぶりCL準々決勝のミランがベナセル弾で第1戦勝利! ナポリはイタリア勢対決で屈す…出場停止続出で第2戦も不穏

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ミランが第1戦で勝利

[4.12 欧州CL準々決勝 ミラン 1-0 ナポリ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は12日、準々決勝第1戦を行った。ミラン(イタリア)とナポリ(イタリア)の対戦は、ミランが1-0で勝利。前半40分、MFイスマエル・ベナセルが先制ゴールを決めた。

 11年ぶりの準々決勝となったミランは4-2-3-1の布陣を敷く。1トップにFWオリビエ・ジルーを、2列目は左からMFラファエル・レオン、ベナセル、MFブラヒム・ディアスが並んだ。

 初の準々決勝に勝ち進んだナポリだが、エースのFWビクター・オシメンが怪我の影響で欠場となった。代わりにFWエリフ・エルマスを起用する。4-3-3の布陣で左からFWフビチャ・クバラツヘリア、エルマス、FWイルビング・ロサノが入った。

 両者は今月2日のセリエA第28節でも対戦しており、ミランが4-0で勝利。リベンジを果たすべく序盤はナポリが攻勢を強め、ミランのゴールを脅かし続けた。だが、徐々にミランも勢いを手にする。前半25分、カウンターからレオンが一気に突破。敵陣で左足シュートを放つも、わずかにゴール右外に外れていった。

 そして前半40分、ミランが均衡を破る。ブラヒムがドリブルで抜け出し、右サイドにパス。PA右からレオンがダイレクトで折り返すと、ファーサイドのベナセルが左足ダイレクト。ゴール左隅に流し込み、待望の先制ゴールを手にした。

 カウンターを結実させたミランが1-0で前半を折り返した。追いかけるナポリは後半開始から再び果敢に攻め立てていく。

 ミランは後半22分、先制ゴールを挙げたベナセルを下げ、MFアレクシス・サレマーカーズが入る。ミランも同24分、ロサノに代えてFWジャコモ・ラスパドーリを投入。ラスパドーリが前線の中央に入り、エルマスが右サイドに移動した。

 後半29分に試合が動く。ナポリはMFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサが相手の突破を止めるべくプレスを仕掛けると、ファウルを取られる。4分前にもイエローカードを受けていたアンギサはこのファウルで2度目の警告を受け、退場処分に。追いかけるナポリは痛恨の数的不利に陥ってしまった。

 ナポリは後半33分にDFキム・ミンジェもイエローカードを受ける。きょう初めての警告だが、累積では3度目。守備の要も第2戦での出場停止が決定してしまった。

 うまく試合を運んだミランが1-0で逃げ切り、第1戦で勝利。第2戦は18日に行われる。

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