初戦から注目必至の欧州CLがいよいよ開幕!! 久保&冨安はCLデビュー、日本人対決も実現
2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が19日、開幕する。昨季、悲願の初制覇を成し遂げたマンチェスター・シティ(イングランド)は、今季も優勝候補の本命として聖地ウェンブリーでの決勝を目指す。日本人選手7人が所属し、グループリーグから直接対決が実現する組も出るなど、初戦から目の離せない大会になりそうだ。
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王者マンチェスター・Cはライプツィヒ(ドイツ)、ツルベナ・ズベズダ(セルビア)、ヤングボーイズ(スイス)と同じG組に入った。ブンデスリーガで急速に実績を重ねるライプツィヒを筆頭に、欧州カップ戦経験豊富なクラブとの対戦が続くが、実力どおりのパフォーマンスを発揮すればグループリーグ突破は確実とみられる。
もっとも、欧州CL特有の移動と連戦をこなしながらプレミアリーグのハイレベルな戦いを続けるのは至難の業。この期間にMFマテオ・コバチッチ、FWジェレミー・ドク、DFヨシュコ・グバルディオルといった新戦力をチームに組み込み、MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)やFWリヤド・マフレズ(アルアハリ)の抜けた戦力に厚みをつくれるかどうかが、“トレブル”(3冠)再現への鍵になるだろう。
日本人目線で見ると、最も幅広い注目が集まりそうなのはE組だ。8月下旬の組み合わせ抽選により、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF岩田智輝、DF小林友希が所属するセルティック(スコットランド)を筆頭に、MF鎌田大地が新加入したラツィオ(イタリア)、FW上田綺世が新たに加わったフェイエノールト(オランダ)と日本人所属の3クラブが奇しくも一堂に会した。
2度の準優勝経験を持つアトレティコ・マドリー(スペイン)がグループの本命とみられているが、日本人選手の活躍次第では2クラブが決勝トーナメントに進出する可能性も。19日の初戦ではさっそく鎌田のラツィオがA・マドリーをホームに迎える対戦が控えており、開幕節の注目試合となりそうだ。
また日本人5人が所属し、うち4人が出場登録されているセルティックは昨季のグループリーグを2分4敗の未勝利で終えており、全試合に出場した古橋、前田、旗手にとっては雪辱を果たすべき大会。昨季途中に加入の岩田は欧州CLデビューが迫る。フェイノールトの上田は日本代表戦の負傷により、デビューはしばらくお預けになりそうだが、大会中の活躍が期待されている。
他のグループではソシエダのMF久保建英、アーセナルのDF冨安健洋といった今後の日本代表を担っていく2人が待望の欧州CLデビューを果たす。いずれも日本代表の9月シリーズでドイツ、トルコを相手に好パフォーマンスを発揮しており、コンディションも上々。ノリに乗った状態で欧州最高峰の舞台に挑める。
ソシエダは10シーズンぶりの欧州CL出場で、ベンフィカ(ポルトガル)、インテル(イタリア)、ザルツブルク(オーストリア)と同じD組。いずれも欧州カップ戦経験では上回る難敵揃いだが、ラ・リーガ開幕から4試合連続のMVPオブ・ザ・マッチ獲得と“絶好調”が続く久保に命運が託される。
アーセナルは7シーズンぶりの欧州CL帰還となる。ミケル・アルテタ監督の下、チームスタイルと選手編成に大幅な改革を図り、昨季のプレミアリーグでは最後までマンチェスター・Cとの優勝争いを展開。未来への希望を掴む1年を過ごした。今季は悲願のリーグタイトル、欧州タイトルを目指す中、激しいレギュラー争いの中で冨安がどのような役割を担っていくかに注目だ。
日本人所属クラブはいないが、F組も注目のグループ。パリSG(フランス)、ドルトムント(ドイツ)、ミラン(イタリア)、ニューカッスル(イングランド)という欧州5大リーグ勢が集結する“死の組”が組まれた。経験豊富な3クラブと、積極補強で欧州CLの舞台までのしあがったニューカッスル。毎試合が予想のできない好ゲームになりそうだ。
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王者マンチェスター・Cはライプツィヒ(ドイツ)、ツルベナ・ズベズダ(セルビア)、ヤングボーイズ(スイス)と同じG組に入った。ブンデスリーガで急速に実績を重ねるライプツィヒを筆頭に、欧州カップ戦経験豊富なクラブとの対戦が続くが、実力どおりのパフォーマンスを発揮すればグループリーグ突破は確実とみられる。
昨季は悲願の初優勝を果たしたマンチェスター・C
もっとも、欧州CL特有の移動と連戦をこなしながらプレミアリーグのハイレベルな戦いを続けるのは至難の業。この期間にMFマテオ・コバチッチ、FWジェレミー・ドク、DFヨシュコ・グバルディオルといった新戦力をチームに組み込み、MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)やFWリヤド・マフレズ(アルアハリ)の抜けた戦力に厚みをつくれるかどうかが、“トレブル”(3冠)再現への鍵になるだろう。
日本ツアーでお披露目されたMFマテオ・コバチッチ
日本人目線で見ると、最も幅広い注目が集まりそうなのはE組だ。8月下旬の組み合わせ抽選により、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF岩田智輝、DF小林友希が所属するセルティック(スコットランド)を筆頭に、MF鎌田大地が新加入したラツィオ(イタリア)、FW上田綺世が新たに加わったフェイエノールト(オランダ)と日本人所属の3クラブが奇しくも一堂に会した。
セルティックには日本人5選手が所属
2度の準優勝経験を持つアトレティコ・マドリー(スペイン)がグループの本命とみられているが、日本人選手の活躍次第では2クラブが決勝トーナメントに進出する可能性も。19日の初戦ではさっそく鎌田のラツィオがA・マドリーをホームに迎える対戦が控えており、開幕節の注目試合となりそうだ。
鎌田はセリエA第3節で初ゴールも記録
また日本人5人が所属し、うち4人が出場登録されているセルティックは昨季のグループリーグを2分4敗の未勝利で終えており、全試合に出場した古橋、前田、旗手にとっては雪辱を果たすべき大会。昨季途中に加入の岩田は欧州CLデビューが迫る。フェイノールトの上田は日本代表戦の負傷により、デビューはしばらくお預けになりそうだが、大会中の活躍が期待されている。
上田もエールディビジ第4節で初ゴール
他のグループではソシエダのMF久保建英、アーセナルのDF冨安健洋といった今後の日本代表を担っていく2人が待望の欧州CLデビューを果たす。いずれも日本代表の9月シリーズでドイツ、トルコを相手に好パフォーマンスを発揮しており、コンディションも上々。ノリに乗った状態で欧州最高峰の舞台に挑める。
9月シリーズで存在感を見せた久保、冨安
ソシエダは10シーズンぶりの欧州CL出場で、ベンフィカ(ポルトガル)、インテル(イタリア)、ザルツブルク(オーストリア)と同じD組。いずれも欧州カップ戦経験では上回る難敵揃いだが、ラ・リーガ開幕から4試合連続のMVPオブ・ザ・マッチ獲得と“絶好調”が続く久保に命運が託される。
開幕4試合で3ゴール1アシスト、全試合でM V Pオブ・ザ・マッチの久保
アーセナルは7シーズンぶりの欧州CL帰還となる。ミケル・アルテタ監督の下、チームスタイルと選手編成に大幅な改革を図り、昨季のプレミアリーグでは最後までマンチェスター・Cとの優勝争いを展開。未来への希望を掴む1年を過ごした。今季は悲願のリーグタイトル、欧州タイトルを目指す中、激しいレギュラー争いの中で冨安がどのような役割を担っていくかに注目だ。
激しいレギュラー争いに身を置く冨安
日本人所属クラブはいないが、F組も注目のグループ。パリSG(フランス)、ドルトムント(ドイツ)、ミラン(イタリア)、ニューカッスル(イングランド)という欧州5大リーグ勢が集結する“死の組”が組まれた。経験豊富な3クラブと、積極補強で欧州CLの舞台までのしあがったニューカッスル。毎試合が予想のできない好ゲームになりそうだ。
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